アンケートコメント集-2023基本コース第6回

「予告なしの事例演習」(2023.11.26)

自殺未遂の行為は、思春期と成人期では意味合いがちがう違ってくること、自己主張の表現方法などで愛着の有無が表現されるなど、何度受講してもあらたに学び、理解がしみ込むことの多いセミナーでした。 (幸福の木)
言葉としては同じものを使っていても、クライアントの型によって、その言葉が使われた意味や、背景に流れる感覚が異なるということを、セミナー受講を通し、感じるようになりました。そういうものを、読み取れるようになりたいです。
とても勉強になりました。ありがとうございました。(s)
3事例、どれもたいへん勉強になりました。8型の見分け方、まだまだ難しいです。自分が、気になったところに引きずられて、全体的な見方ができていないようなので、学び続けていきたいと思います。最後の事例の感想ですが、大きく変化していくクライエントとともにカウンセリングの時間を過ごすこと、すごいパワーが必要とされるように思いました。また、カウンセリングを継続しながら、クライエントの状況を正しく評価する力も大切だと感じました。久々聞いたトリックスターということば、また、学び直したくなりました。高橋先生の元気なお姿ヶ見られて、こちらも力をいただきました。ありがとうございます。
崩壊期から再生していく様を事例を通して学ぶことができ、本当に貴重な機会を頂きました。異邦人が自己主張をすること、怒りを自覚することがどれだけ大きなことなのか、そしてどれだけ心と体に大きな負担をかけるのかをクライアントの語りから感じ、現在自分が担当している崩壊期手前のクライアントについて考えながら聞いていました。怒りを出さないように必死に抑えて生きることを選んでいくクライアントが、これからこの事例のようにいつか喜びを感じることがあるのだろうか。自分が生まれた時の愛着を取り戻すことができるのだろうかと。そして最後の質疑応答で出ていた「葛藤の両側を覚悟して聴く」という言葉。自分自身がこの覚悟を持ってちゃんと聴けているだろうか、それを自分に問いただしています。本当に深い学びの機会をありがとうございました。また高橋先生の元気そうなお顔を拝見することができ、少し安心しました。これからもご無理のない範囲でよろしくお願いいたします。
来年度は事例検討会のみの参加ができると聞き、大変うれしく思っています。
また内容的にとても難しいのだと思いますが、日程的に参加が難しい時のために、期間限定でいいので録画を配信などして頂けるとありがたいです。 K
今年も一年間、ありがとうございました。来年は上級コースのテキストが刷新されるとのこと、どのような参加になるかは未定ですが、楽しみにしています。
今回の事例検討の機会を増やしていただけると大変勉強になります。(おとめ座)
初めて模擬事例の応用演習を受けましたが、逐語録をじっくり検討できて大変勉強になりました。特に今回は、①愛着形成の有無を判断する際に、プラスの愛着だけでなくて親の規範を否定するマイナスの感情としての愛着というものもあるという野口先生の指摘と、②怒りの感情の聴き方について、応援するかしないかといったどちらかに加担する聴き方をしてはいけないという高橋先生の指摘が心に残りました。CLに対する思い込みやカウンセラー自身の感情がカウンセリングを邪魔してしまうことが以前より理解できた気がします。本当の意味で相手の話を聴くのは難しいと感じました。ありがとうございました。
今年初めて、基本コースと上級コースの両方を受講しました。大変内容が濃いため、どこまで理解できているのかは自分でもよくわかりませんが、今まで学んだカウンセリングの勉強とは違う視点を今回与えていただき、とても勉強になりました。ありがとうございます。来年度はスケジュール的に通年度で参加することはかなわないのですが、疑問が多かった箇所に関してスポット参加をさせていただく予定でいます。今後、カウンセラーが本当に相手の話を聴くのに邪魔になるものをどうやって排除するかなど、カウンセラー自身の感情の扱い方について勉強できる回があるとありがたいと思います。ご検討のほど、よろしくお願いします。(M)
史料館勤務4年、旅行会社勤務20年と続けた後に、児童分野に行きたくて社会福祉士を取り、福祉分野に転職して3年。児童福祉司としての経験は1年8ケ月という経験値では、正直、知識が足りな過ぎてついていくのが大変でした。初回講義は何を話しているのか本当に全くわからず、さらに途中、2回欠席したため、今でもわからないことが多いままでです。うすぼんやりと8型があるなくらいの感覚です。ただ、ようやくテキストを見返す余力、余裕が出てきていて、もう少し理解をしてみようという感覚にはなってきています。聞き漏らしてしまった講義をスポットで受講して知識の保管をしたいなと思います。なんとなく話についていけるようになった最後の2回はとても楽しかったです。ありがとうございました。高橋先生、お身体にお気をつけてください。野口先生、ありがとうございました。(ひまわり)
私自身が崩壊期を体験した異邦人ですので、その時期は驚くほど涙が出るというのを実体験しています。自分の立っていた基盤が根底から崩れるような感覚は、誰も信用できない世界の中で唯一の味方だと思っていた親が実は自分の苦しみの原因であったと知る事、それにより絶望的に孤独になるという思いから来るものでした。電車に乗っている間の何もしていない時に涙が出るのが困りましたが、すぐにどう思われても良くなりました。かつて異邦人であったことは同じクライアントを理解する糧になっていますが、それが偏りになり、他の状態を異邦人に見誤りますので気をつけたいと思います。貴重な講義をありがとうございました。
いつも大変勉強になり、感謝しております。高橋先生のご体調をご快復を心からお祈りいたします。鋭い分析と明快な理論の講義をずっとお聞きしたいです。
今日の講義での事例は、異邦人の私が抱えていたモヤモヤを解決してくれる内容で、とても有り難かったです。実は、これまでセミナーの受講と、高橋先生のご著書を拝読するのを続ける事で、支援者である私自身が回復に向かっているのを実感していました。そして、これまで頑張って生きてきた自分を好きになり、私、生まれて来て良かった!と思えるまでになりました。ただ、その感情は、私を産んでくれた母への感謝であり、まだ母への思い込みが消えていないのかなあ、とスッキリしませんでした。それが、社会的な意味での存在より前に、自分の存在を認める感情がちゃんとあるとの高橋先生のお話で、そうだったのか、私は、ちゃんと母との戦いを終えていたんだ、大丈夫だ、と思えました。ありがとうございます。野口先生がただ一人、二事例目のクライアントさんの心許せる人であり、先生と出会えたから、彼は、どんどん回復し、自分自身になって行き、凄い出会いですね。私もそんな支援者になりたいと思いました。これからも、セミナーの学びを続けて行きます。宜しくお願い致します。COCO
今年、通年基礎コースをオンライン受講で終えましたが、高橋先生の「HCM」の説明が今日は心に沁みました。
事例を通し、異邦人の根深い罪悪感、不安抑うつ期から崩壊期に至るまでの過程の静かに深い悲しみ苦しみをほんの少しだけ体感したような気がしました。
また、成人期の見立ても含め、自分の理解がまだまだ不足しているなあ…と感じ、今後も学びを深めていきたいと感じました。
物理的な距離もあり、会場になかなか参加できない為、
オンラインでもランチョンセミナーに参加できると有難いなぁ…と感じます。  Tonkomom
本日も深い内容の講義が聴けて、大変勉強になりました。
支援の現場での理解を深めるための受講ではあるのですが、自分を含めた身近な人間関係を理解することにも、セミナーで学んだことが大いに役立っています。高橋先生がお元気そうにしていらっしゃって、本当によかったです。高橋先生と野口先生の講義を、いつも楽しみにしています。
毎回、受講するたびに気付くことがあります。
今日の事例検討は、事例の見立てだけでなく、先生が提供者への問いかけ、「なぜクライアントにそのことを聞かなかったの?」を聞くことで、なぜ聞くことに意味があるのか、その奥にある葛藤を知ることの深い意味を知りました。
先生と提供者とのやりとりから、私自身も気付かされ、学ばせていただきました。(いちご大福)
今年も充実したセミナーをありがとうございました。何年か続けて受講しています。見立てはだいぶできるようになりましたが、回復の過程についての理解はまだまだだと感じました。葛藤の本質を見極めるのは難しいです。「感情を聞く」も意識していませんでした。セミナーは何回受けても毎回新しい理解を得られ、また忘れていたこと…理解できていないことの確認ができるので飽きることがありません。カウンセリングの上達が感じられず落ち込むことも多々ありますが、きっと少しずつでも上達しているのだろうと信じて、来年もお世話になります。
○カウンセリングの進み方、傾聴技法についてもっとじっくりと学びたいです。カウンセラーとしてどう言葉を返すのが良いのか、言葉の返し方についても学びたいです。
○不登校について詳しく学びたいです。
○昨年にやった、被虐2世やASD2世の事例検討も機会があればお願いします。mie-chan
基本コースもあっという間の全6回でした。今回の模擬事例は特に得るものが多かったです。
とはいえ、模擬事例1では一片の疑いもなく「異邦人」と見立て、実は成人期だと回答を聞いて「去年も同じ問題で間違えたのに、この1年で全然進歩してない!」と一瞬落ち込んだものの、そうやって毎度、野口先生の仕掛けたバナナの皮を盛大に踏んでは転んで、立ち上がるたび自分に欠けているものを充足していくのだと想像したら面白くなり笑いが出てきました。
模擬事例2は聞いていて苦しくなるほど激しく生々しい葛藤の崩壊過程が描かれていて、途中からメモも取れず、ただただ圧倒されていました。何度も聞いて「葛藤の両側を聴く」と脳内で高橋先生の声を再生できるほどですが、その意味と重要さをはじめて理解したように思います。
ここまできて冒頭に高橋先生が仰ったように「感情を聴く」がとても大切なことだと感じています。見立て8型それぞれに特有の世界観と特徴的な感情の流れがあり、正しい場所に受け皿をもって黙って聴けていればクライアントは自ら感情のボールを放り込み始める…やっとそこまでは理解できました。あとは実践なのですがここは私にとって今後の課題です。
高橋先生には休養明けにも関わらず、終日ありがとうございました。事例検討会の切れ味のよいコメントを聞きながらその深い理解と洞察を天才的だと感じ…しかし我に返ればその理解の道具は見立て8型そのもの。私達も同じ道具を与えられているはずなので、あとは使いようということなのでしょうね。先は長そうですが希望を持って頑張りたいと思います。 ボビンちゃん
逐語記録の時間は、とても勉強になる、参考になる事例が多いので、とてもありがたいのですが、イワモトさんの読まれるスピードが速くて読み間違いが多いのがちょっと不愉快に感じています。それで逐語記録の時間があまり好きではないです。他に違う方が読まれるようにしていただくことはできないでしょうか?(しんのすけ)
ランチョンセミナーのテーマを事前にお知らせいただけると、会場参加を検討できると思います。
野口先生の事例を詳しくご紹介いただき、大変勉強になりました。事例提供された方もおっしゃっていましたが、回を重ねてもカウンセリングが深まらないと感じることが多いので、どうしたら良いのか困っていました。クライエントさんが本当に理解してもらえたと感じられるような面接を目指したいと思います。 
いつもスムースな運営をありがとうございます。もし可能であれば事例を読んでくださる方は複数いらした方が良いのではと思いました。お一人で長い事例を読んでくださって大変だったとは思いますが、大事な言葉をいくつか読み間違えられたので、そこが気になってしまい、内容が頭に入りにくかったことが何回かありました。 かんこ
なかなか学べない内容のケースを出していただき、大変勉強になりました。
今回は「事例検討」であり、セミナーで勉強した内容を実際のケースでどのようにみていくのか等、実践的に勉強することができました。
またお茶の水の会場に初めて参加したのですが広くて綺麗な会場で、スタッフの方々の運営も行き届いていて、1日とても気持ちよく過ごすことができました。ありがとうございます。
都合によりオンラインでの参加を希望しております。
次年度より、「事例検討」が別枠で設けられるそうですが、ぜひオンラインでも「事例検討」に参加できるようにしていただけることを切に願います。ご検討のほどよろしくお願いいたします。シモン