『学童期と「成人学童期」』(2024.4.20)
■聞きしに勝る成人学童期…。想像を遥かに超えて難しかったです。アダルトチルドレン、機能不全家族、被虐待児、成人学童期…。私のなかで様々な事柄が混沌としており…。野口先生にもトンチンカンな質問をたくさんしてしまったかと思います。すみません。帰宅してから基礎の教科書を何度も何度も読みました。自分はずーっと愛着の不完全なアダルトチルドレンだと思っていたのですが、教科書を読み残念ながら自分は(おそらく)MRの母に育てられた心理的ネグレクトによる被虐待児であることが分かりました(認めたくなかったけれど)。そこから少し成人学童期についてもなんとなくイメージが及びました。参加する度にたくさんの学びや気づきがあり勇気を出して参加の申し込みをして良かった、と、毎回思っています。そして参加する度に次の授業が楽しみです。 |
■長時間のセミナーと事例検討会のすべてに高橋先生と野口先生が参加してくださっていて、ありがたいです。毎回、不思議なのですが1日があっという間です。充実した内容でいつも学びが多いです。 ありがとうございます。 |
■昨年に続き2度目の成人学童期の講座受講でしたが、成人学童期の特徴の理解・判別の難しさをより強く感じた一日となりました。今回に限らずですが、高橋先生、野口先生が講座内で語られるふとした一言が人の心を紐解く為の理解に大きく役立つもので、そういった場面を見る度に今回も参加して良かったなと感じています。 ■講座内での質疑応答時(現地&オンライン)の質問と回答をテキスト化して、参加者のひろばで当該講座に参加した人限定として一定期間だけでも公開してほしいです。 それと愛着プラスの被虐性を読み解くの講座も非常に興味があって受講したいのでぜひ開催頂きたくご検討お願いします。 やまなし |
■成人学童期は本当に難しい。基本的に被虐かMRでまず考えて、当てはまらないまたは悩む時にチラッと覗くようにしていました。今日まだ頭を熱くして解いてみましたが、まだまだ理解ができないところがあります。もう一度見直したいと思います。 ■事例検討会を期待きています。【とんこ】 |
■成人学童期は解釈が難しかったが、一旦は一貫性の有無がポイントであると理解した。 MRであれば話が逸れる、というのは身近なMRからよくわかる。(途中から子供の話ではなく自分の不調の話や家族への不満の話に変わったりする等)カウンセラーはクライアントの言動分析よりもクライアントの話を聞いた時の自分の感情を感じ取ることが大切というのも大変勉強になった。 被虐は、MRや成人学童期(の大部分)の人とは違い、自己理解を深めていくと回復する力を持っていると理解したが、カウンセラーはその力を被虐者本人と一緒に信じてあげられるような理解の示し方がいいのではないかと感じた。ドラミちゃん |
■上級コース初めての参加です。考えさせられました。自身が異邦人です。高橋先生の本にであわなければ今もまだ彷徨っていたと思います。高橋先生のカウンセリングを受けていなければ今の平穏な日常はまだなかったのではと思います。 まだ全てを専門的に理解できていませんが引き続き学ばせていただきたいと思います。 【やまばと】 |
■私は従業員の健康管理を担当しており、職場で成人学童期心性と思われる人とよく遭遇します。周りのスタッフや上司が困っており、なんとか修正できる方法はないかと思っていますが、昨年の講義で高橋先生からは「職場でできることはない」とお聞きしました。今日の講義でもそのようなご回答でしたが、職場での対策が何かないかと研修後は色々考えています。無駄なんでしょうが(苦笑) |
■今回、冒頭で髙橋先生がお話してくださった実際にあったメールについて、どう感じるか、自分の心に感じることを考える時間を頂き、気づきがありました。会場の方お二人の意見がとても対象的でしたが、私はお二人目の方寄りに近い状態でした。私はひとり親と女性相談支援の仕事を始めて13年になりますが、「相談者をジャッジしない」「相談者に寄り添い」支援をしてきました。少し気持ちを麻痺?させている状態でしょうか。そのように相談員としての姿勢を研修で学んだ成果?でもあります。ですが、これだけでは、正確な「見立て」が難しいのだと気がつきました。今後は、ネガティブになる自身の気持ちにも素直に向き合い感じ取りながら相談業務に励みたいと思います。有り難うございました。(あき) ■これからも、先生方が実際に関わった様々な事例について教えて頂きたいと感じました。今後とも宜しくお願いいたします。 |
■成人学童期の判別の難しさを実感しています。高橋先生が出してくださったメールの事例、私は自分自身に「この人とは会いたくないかも。」と嫌な感じがわいてきました。振り返ると、その後の事例にも出てきたような方とのカウンセリングがあり、とにかく早く家族関係を元に戻すための解決策を教えてほしい、子供は発達障害がありそう病院へ行ったほうが良いのかと自分自身と向き合う発言は一つもないまま、4回ほどで来なくなりました。嵐のようでした。父母が家族としてどうしていきたいのか話し合う必要があるだろうことと、子供の話を否定せずにじっくり聞いてみてほしいことを伝えましたが、やってきたけどできないと延々とできないる理由を語られましたが納得はしていない様子は伝わってきました。時間に制限がなければ、延々と語っていたでしょう。子供自身が母からの虐待との訴えがあり、児相もかかわりましたが、現在は子供は母と生活しており虐待のような対応はないようです。あきらめたのかわかりませんが。その方も、いろいろなところに相談を持ち掛け、自分に良いことを言ってくれるところにどうやらつながったようです。成人学童期の母であったなとしみじみ思いました。(nekoneko) ■虐待の講座を受講予定です。楽しみです。異邦人と判別した母親の我慢強さ、DVがあったとしても自分が我慢していれば家族は安定するとの思いから耐え続ける中で、子供が不安定になり相談に来ることも多い印象です。我慢することが当たり前、我慢しないで自己主張することはあまりない、子供のことを思うとこれではいけないような気がするが、この環境を変えることはできないかもしれない、なぜならこんな私と結婚してくれたのだから話された方もいらっしゃいました。なぜか専業主婦で外に行くことを夫が嫌がるケースも多いです。傾聴し、我慢強さと頑張りをねぎらい、子供の様子を伝えることで、時間はかかりますが、母が短時間の仕事を始めたり子供への対応も前向きになってくると、少し母の表情に明るさがみられるようになる印象です。スパッと何かが大きく変わることはないのですが(変化が大きすぎるのも怖いですが)薄皮がむけるように自分自身と向き合う様子は応援したくなります。(nekoneko) |
■本日もありがとうございました。本日、高橋先生のおっしゃることを笑いながら聞けたのは、このセミナーのおかげです。私の両親は成人学童期です。このセミナーに参加させて頂いたきっかけは弟の長引く思春期問題でした。私は、母の敷くレールに乗り、反抗期なくここまで生きてきました。このセミナーに出会うまで、永いこと心の中で一人で戦ってきました。母は、私の反抗期がなかったのは、自分の育て方がよかったからだと自信をもって今でも言っています。セミナーの基本講座からお話を聞いていく中で、途中葛藤によりつらいこともありましたが、今は、これまでの自分の人生を理解し、母との距離も自分でコントロールできているので、本日の講習は自分の人生の復習のように感じました。このセミナーに参加させて頂いたこと、本当に感謝しております。ありがとうございます。今は、先生方に教わっていることを生かして、生き苦しさを感じている方に寄り添えるような人間になりたいと思ってます。これからもよろしくお願いいたします。(N.F) |
■お忙しい中、いつもありがとうございます。前回も思っていましたが、開始当初、運営側のマイクの音が聞き取りにくかったです。自分のパソコンの音量を最大にしてなんとか聞こえる程度でした。高橋先生と野口先生のお話される内容は聞こえるので特に問題はないのですが、お昼のアナウンス時はちゃんと聞こえていました。毎回開始の時の野口さんのお声が聞き取りにくいので音をひろうパソコンの問題などいろいろあると思いますが、少し気にしていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。 |
■今回の成人学童期の理解につていは、とてもよくわかりました。ありがとうございます。理解が深まったせいか、事例2の成人学童期の母親の発言内容の特徴がつかめました。そして、カウンセリングに来られる方に成人学童期の方がよく当てはまる気もしています。見立てについても、暴力=思春期ではない背景をしっかり見極めることが大切だと知りました。成人期や経度知的障害との違いについて復習しようと思っています。 三浦 |
■先生方が優しくて親しみがあってあっという間の講義でした。ありがとうございました。 わかりやすい見立ての方法があり、それを理解し活用するまでにはまだまだ時間がかかりそうです。 「成人学童期」という概念が加わったことで見立てが豊かになりそうです。 今後ともできる限り受講していこうと考えています。 |
■成人学童期は、日常の中で不意に出会ってしまう、手強く、気になる存在です。気づかずに関わりを持ち、振り返って気づくことも多く、クライエントでなくて良かった、と思うこともしばしばあります。それはそれで、大変なのですが…。 講義の中では、なるほど、と納得しても、いざ実際の場面では、成人学童期に辿り着く前に、ほかの様々な事例を思い描いてしまいます。また、どなたかに説明しようとすると、なかなか難しく、高橋先生の学説がさらに広まることを願っております。 この感想を書きながらも、普段、意表を突く言動のあの方々も、もしかしたら…と思い起こしています。(てんころりん) |
■成人学童期とMRの区別が難しく、事例検討会で即座に見立てていただき、衝撃を受けました。しかし、高橋先生や野口先生の見立ての流れを伺うと、当然ですがすんなりと理解できました。また、大人のMRは割と遭遇しますが、子供のMRはあまり経験がなかったので、これからの課題だと気付きました。またスーパービジョンも依頼する予定ですので、その際はどうぞよろしくお願いいたします。(まつしま) |