アンケートコメント集-2023基本コース第3回

「思春期」(2023.5.21)

野口先生のフロイト理論と本セミナーの対比などが、今まで以上に分かりやすくテキストにまとめられいて、先生のお話と併せることで理解が進んだような気がします。(本当に理解できているといいのですが…)
また事例検討でカウンセラーの心理にも触れて説明していただけたのが、とても参考になると思いました。
ランチョンセミナーのアルコール問題もとうとう今日で完結しました。とても良い内容でした。
先生方のお昼時間を提供していただき、申し訳ないと思いつつもありがたいです。
今日は、貴重な講座を受講させて頂きありがとうございました。何度、受講させて頂いても、いつも、新たな気づきがあり、毎回、初回のように新鮮な思いで講座に臨んでおります。今日も、野口先生の事例の異邦人の我慢に寄り添えてない自分を知る事ができました。これからも、講座で見立てを学び、現場のクライアントに役立てれるように、なりたいと思います。COCO
思春期の葛藤への対応は複雑で繊細で難しいです。思春期の葛藤を乗り越えられないことが、その後の人生に大きな影響が続いていくことを考えると、正確な母子の見立てとこの時期の関わりがとても大切だと思いました。
また思春期に“怒り”を表現できる重要性を学びましたが、怒りを適切に理解したり扱えるようになるのは根本にある愛着の課題に触らねばならず、とても難しい!と感じます。
葛藤を抱える状態のままその人を孤立させないで、安心を見出していけるように、誰がどんなふうにサポートしていけるのか、理解してかかわれる人がもっとたくさん各所にいてほしいと思いました。はなこ
思春期の母子関係の整理ができました。
3世代に及ぶ生き辛さの連鎖をカウンセリングで断ち切ることのできた事例検討はすばらしいなと思いました。(Y子)
「思春期」の回でしたが、むしろ思春期理解を中心に問題化する思春期とその周辺を取り巻く異邦人、被虐II世、MR、成人学童期にも理解が深まりました。親目線で見ると子どもが「うるせークソババア」なんて言い出した日には「一体どこで間違えたんだろう」とさえ思えてしまいますが、これを(しめしめ、順調に反抗しているな)と捉えると、反抗期すら頼もしく愛おしく思えてきますね。
子どもが思春期を迎えて成人期へ成長する過程の「怒り」や表出する行動の意味、これが専門家に限らずもっと子どもを取り巻く人たちに伝わっていくと、大人は余裕を持って見守り、子どもも思う存分(?)反抗し思春期を成就できて良いのになと思います。
ランチョンセミナーでは野口先生の「アルコール使用障害シリーズ 異邦人のAL問題」このシリーズの中でも一番聞きたかった内容で、短時間ながらとても深いお話しでした。最も衝撃を受けたのは「妻がMRの場合、本人(夫)は妻にAL依存症に仕立て上げられる」という部分。異邦人が見えるか否かで、一人の人間の人生があらぬ方向に向かってしまう恐ろしさ。異邦人の孤独さ故に最も身近であるはずの配偶者がMRだった場合の救いのなさなどを思い、いたたまれない気持ちになりました。
とても興味深く、学びの多い野口先生のシリーズ。次回も楽しみにしています。 ボビンちゃん
事例を通じて、思春期問題の理解に、被虐の視点が欠かせないことがよくわかりました。レクチャー6の異邦人の心理を今後学ぶことで、より理解を深めたいと思います。(M)
毎回楽しみに参加しております。
仕事の領域に非常に近く大変勉強になりました。
フロイトは異邦人説、なんか、びっくりしました。長年の違和感が、解けた感じです。
事例があると、家族全体、もっと深く、検討し解説を聞きたくなります。
そういった研修もたぶんあるのだろうと思いつつ。勉強会でしょうか。教えてください。
わかりたい、知りたいことが増えていきます。
カウンセリングやクリニックまでに至る問題化する思春期問題は、被虐二世問題が背景にあるとの話が印象に残りました
母との怒りのコミュニケーションが思春期をこえるのに大事なことと、そこに至りがたい家族コンステレーションの背景の
理解を今後も深く学んでいきたいと感じました  Tonkomom
セミナー受講2年目ですが、今回、思春期についてまた新たに学習できたことも多く、充実した時間でした。ありがとうございました。
HCMのセミナーを数年受講しています。思春期については、最初解りずらかったのですが、成人期に達することができるかの重要な時期であるという認識が自分の中で定着し、反抗期の子供を見ると「ちゃんと心理的に発達・成長している証拠」と思えるようになりました。
一方で、子供の主張を受け止める親や周囲の大人の見立てが重要であることで、問題化するのか、解決するのかが今回やっと理解できました。(おとめ座)
・「成人学童期」の親について、どのような人びとなのか、理解ができていません。詳細は上級者コースで学ぶようですが、イメージだけでも知りたいです。
・カウンセリングの実践でクライエントの感想を常に自覚する大切さを確認しました。カウンセラーの生き方とクライエントの規範に葛藤が生じると口を挟みたくなる(聴けなくなる)、そういうことだったったのですね。どうしても「賛成して聴けない」ことがあるのです。 (ねこ)
「愛着の否認」、「怒りの表出」ということの理解が進んだ回でした。
事例演習の中で、傾聴と見立ての手がかりとなる故、「Corは母親に抱く感想を常に自覚しなくてはならない。」との解説から、自分自身の倫理規範を省みて気づきがありました、
Corが愛着の否認の傾向があると、ややもすれば、事例の母親の生き方(我慢を続け弱音を吐かない)に特に違和感を感じることもなく素通りしてしまう懸念を感じました。
Corは常日頃から自分自身の価値観や倫理規範などに敏感にチェックしておくことの重要性を再確認しました。
今回も有意義な講座をありがとうございました。(幸福の木)