『非定型心理発達 被虐待者「異邦人」』(2025.9.28)
■セミナーを通して、内容的に何度も心を揺さぶられなが参加していました。特に過剰適応のところに、とても共感してしまいました。 また自己主張できないには、2パターンあり、心の奥底には主張があるが、表出できない場合と、自己主張そのものがないぱあいがあり異邦人は後者であるということだと理解しました。異邦人かどうかは、よく状況をみたり話を聴いたりして、ここをみなくてはいけないのだと学びました。 また、支援する場面では、目の前にいる被虐ママと心のつながりが持てるように関係を築いていきたいたいと思いました。年齢とともに、困難ケースの対応に疲れを覚えていたのですが、心の深いところで、元気をもらいました。 次回の「大人の発達障害」講義もお楽しみにしています。本を購入したので、読んでおきたいと思います。 なっつ |
■被虐者のその様相は多岐にわたり、驚くような行動に、もしかしてMRか?と疑っては見立てがブレてしまうことがあります。 孤独かどうかがポイントとおっしゃられた高橋先生の言葉に納得。でもその孤独感をどう察知するか、できるかは自分次第。話しをよく聴くこと、経験を積むことに尽きるのかなと思います。そして行動には理由があり、そこを理解できるかどうかも大事。難しいですね。でも、きっとそれが寄り添いにつながるんですよね。 参加されている皆さんもご苦労されてることを共有でき、私も地道に自分のできることを改めて考える機会にもなりました。 ありがとうございました! ck ■今回の野口先生のランチョンセミナー、もっと聞きたかったです!とっても残念(TOT) ck |
■事例検討1について、参考になればと思い書かせていただきます。異邦人は澄み切った透明な絶望感の中を生きていると思います。その為、透明なグラスに入った水のように絵の具が一滴でも落とされると、簡単に感情という色に心が染まり、冷静な判断を失うと思っています。感情に支配され取り乱した母親の姿を見て、児相も子供家庭支援センターの方も感情がコントロールできない「危険なお母さん認定」をしたのかもしれません。こういったケースではお母さん個人では行政を相手に理解してもらうことは難しいと思います。しかし、普段は知的能力が高く社会適応が出来ているお母さんなら、どう対処すべきかを理解できればいずれ冷静さを取り戻すと思います。 出来たらこの言葉を伝えてあげて下さい。「日本の司法は離婚の際の未就学児の親権者を殆どのケースで母親を親権者とする判断をします。いずれお子さんはお母さんの元に戻ると思いますが、児相との面談に(必ず児相対応したことがある)弁護士を入れ、冷静に根気よく対処すればお子さんはそう遠からず必ず戻ってきます。児相がお子さんを返さざるを得ない「普通のお母さん」と言う印象を持ってもらえるよう、カウンセリングで訓練をしませんか?」と助言してあげてください。そして、高橋先生の論説を支持されているカウンセラーさんと繋げてあげてください。そうすれば、弁護士も児相に対し、このお母さんはカウンセリングでアドバイスを受けながら育児について本人が姿勢を改めようと努力をしていると言う説得材料を示すことが出来ます。透明な絶望の中を生きるお母さんでも虐待に詳しいカウンセラーさんと並走すれば、いずれ周囲からの誤解は解けます。同様のケースをこれまで対応してきた者です。ご参考になれば幸いです。 |
■私も「異邦人」当事者なので,今回のセミナーはちょっとドキドキしながら参加しました。今日のセミナーを聞いて,愛着障害にも濃淡があり,異邦人当事者であってもわかる部分とわからない部分があると感じました(大部分はわかりすぎて胸が痛みました)。亡母は明らかに軽度MRであり,共感してもらった記憶が全くありません(幼い頃,犬に噛まれた私に,「狂犬病で死ぬよ!」と何度も言い,心配するどころか,私を恐怖のどん底に突き落としました)。しかし,私の場合,愛着ゼロの症状である「愛着の否認」には,当てはまらない部分があります。おそらく,亡父が正常な人で,子どもとの関りが深かったので,愛着のなんたるかはうっすらと知っていたのでは,と思われます。それでも,母親との間に愛着形成が無かったことは深い影を落としています。 被虐の正常知能の子どもが一番損,というのは痛いほどによくわかります。私も自分が「心理的ネグレクト」という虐待をされていたことに気付かされた時は,ショックで2週間位寝込みました。私も50歳半ばを過ぎていました。断続的に8年くらいカウンセリングに通っていました。それでも,私たちは運よく高橋先生のおかげで気付くことができたのです。一生気付けずに終わってしまう人の方が多いと思います。私は,一人でも気付く人が増えて欲しい,そのために何をすればいいのかを今考えています。 亡母には,軽度MRなりの苦しみがあったんじゃないかな,と今は思っています。共感能力のない人にとって,何をしでかすのかわからない子どもを育てるなんて,ストレスでしかなかったでしょうね。ストレスからか知りませんが,母は何度も入院・手術を繰り返してました。私は子どもなのに,自律神経失調症になったり抜毛症になったりしましたけどね。子どもなんて生まなきゃよかったのに,と思いますが,昔は時代の影響もあり,女性は結婚も出産もしなければ生きにくかったでしょうし,仕方なかった,と思うしかありません。 異邦人は,回復さえすれば,愛着のある人とは違う立ち位置で自分の国の風景が眺められる,と思うことにしています。物語の起承転結で言うと,異邦人だと気付いたところは第3章の「転」のところ。過去は変えられないけど,いつか「起」と「承」が1章,2章に姿を変えてくれることを期待して,最終章「結」を楽しもうと思っています。 |
■本日もご講義ありがとうございました。講義から事例検討会まで今日もたくさんの学びと気づきがありました。本当に素晴らしい講義と事例検討会です。毎月毎月、講義と事例検討会を通して自分がカウンセリングを受けている状態になっております。「何で生まれてきたんだろう」が「生まれきて良かった」に変わっていく…。一人でも多くの方が高橋先生の著書とカウンセリングに出会えると良いなと思いつつ来月の講義も楽しみです。ありがとうございました。
■スタッフの皆様も毎月ありがとうございます。 |
■ずっと気になっていた被虐者を理解する上で重要な「愛着」というものが一体何なのか? 今日の講座ではこの部分をとても良く理解することが出来たように思います。 …親に頼れること、守ってもらえること、自己顕示への受容…これらから得られる「安心」が自己主張には必要とのことでとても興味深く腑に落ちました。 また、自己主張は単なる不満や文句とは違って、自分の意見や考え、欲求等を他人に伝えるということ。 安心という土台が無ければ常に他者優先となり、自分を取り繕っての空虚さと不全感を抱えながら、厳しい規範の上で生きることになる。 だからこそ親密な人間関係を避けようとする…異邦人の本質理解に向けてとても勉強になった一日でした。 ありがとうございました。 やまなし ■以前の講座で使われていた虐待関連のテキスト第3版(試し行動の項目が記載されている本)を復刊して欲しいです。 |
■●セミナー スタート回から参加できていない(途中からこちらの研修があることを知ったため)ので、特に今回の会についていは内容消化するまでに時間がかかる。企画上難しいかもしないがこのかいについては二回にわけて開催も検討してほしい(個人的な意見です!) ●ランチョン 今回も始まる前から楽しみにしていました! 毎回、先生も楽しそうに伝えていただく姿に、こちらも「(先生の)こういう視点、焦点で勉強したいな、本を読んでみたいな」と感じます。くれぐれもお体を大事にされながらこれからもながーーく!教えてください。よろしくお願いいたします。 ●事例検討会 ①被虐がわかりやすかったです ②難病テーマで、フィールド内容に心がむかってしまい、どこをどうかんがえたらいいのか、自分の頭のなかを整理するまでに時間がかかりました が、訪問看護についてイマジネーションが広がりました。 今回もお二方、事例検討をアップしてくださり感謝申し上げます。おなじ援助者としておふたりからあつい!エネルギーをいただけました。 ひとりじゃないですね!わたしも小さいながら、勉強をもとにコツコツ頑張ってみたいと思います ポランコ ■毎回、事務局の方々にも感謝申し上げます。 |
■偶然にも2事例が被虐パパママだったことに驚いた。こんなにお互いを警戒?探り?ながら生活をしているのか?と思いました。自分がやらなきゃ、自分を追い込むこと、外に相談しない(できない、したくない、することを知らない)方が普通になっている。自分は楽ではいけない。甘えられない、甘えの概念がない(言い過ぎ?)がなんとも感じないが、やはりヒトなのでどこか尽きてしまいそうになる時に駆け込むんだなと思います。その時に出会う人が大事だな。と感じます。お互いのアンテナが必要と思いました。 と❣️ |
■私は異邦人なので、愛着がある状態を十分に想像することができないのですが、愛着の有無の見立て方として、怒りの有無を見るというのが参考になりました。また、愛着が有る者同士は豊かな愛着を交換したいと思うもの、与えたいし求めたい、ということもなるほどと思いました。 反復強迫について、対処などもっと知りたいと思いました。 質問などを通し垣間見ることのできる、高橋先生が患者さんにする質問の仕方が素晴らしすぎて、いつも脱帽してしまいます。 HCMにおける「自己主張」のご講義、とても聴きたいです。もしよろしければ他の用語についても伺いたいです。(s) ■いつかQ&A集を作っていただけたりしたら嬉しいです。(s) |
■自治体の保健センターで母子保健の仕事をしているので、今回の被虐者「異邦人」のテーマはとても興味深く聞きました。この視点があるかないかで、ケースの見立てが本当に変わると思いました。さらに踏み込んで、悩みの出口を見つけてもらえるような面接ができるようになりたいです。質問とそのお答えがとても参考になりました。 身体への精神・感情の影響については、ガボール・マテの著書「身体がノーと言うとき」が私はおすすめです。著者がスピーチ番組のTEDで話した動画もネットで見られるのですが、自分の経験も交えつつ、社会や政治についても言及していて、とても面白いです。 ハンドルネーム ほりりん ■当日の運営はスムーズでとてもよかったと思うのですが、2回ほどマイクをオンにしてしまったと思われる参加者の音が入っていたので、毎回注意喚起していただいたほうがいいと思います。 |
■とても濃厚な内容で、理解するのに頭を使いましたが、日頃対応しているケースを思い浮かべながら理解を深めました。 機会があれば対面でフルバージョンで参加してみたいと思いました。 |
■周産期、特定妊婦婦の支援にかかわっているのでとても興味深く学ばせていただきました。今後のクライアントとの関わり方に役立つ非常に有意義な講義でした。一点講義を通して気になった事がありました。異邦人についての概念を今回初めて学んだので私自身の勉強不足もあると思いますが、講義の中や事例の中のカウンセラーも言及していたように、登場人物のアセスメントとしてMRだと、包括的なアセスメントやその見立てに辿りつくバックアップが無く結論される点が気になりました。 |
■今日の講義も本当に参加して良かったと、充実感でいっぱいです。先生方が質問に答えてくださる具体例がとても参考になりました。そこの視点が抜けていた!!とはっきりイメージが付いた感じでとても嬉しかったです。その人の言動をどう理解するか、セミナーを受ける度に自分の世界が広がっていく感じがしています。 高橋先生の新刊も読ませていただきました。聞きたかったこと、疑問に思っていたことの答えがいっぱい書かれていて一気に読み進めてしまいました。また、今日の講義を聞いたうえでもう一度読んでみようと思いました。理解が更に深まるといった期待感があります。 |
■質問させていただいたものです。ご回答くださりありがとうございました。 コフートの鏡転移には、クライアントが自らの過酷な倫理規範に気づいていくプロセスのベースになる、安心して感情を表出するための関係作りがあると感じました。 異邦人(被虐者)というテーマは、とても奥深く、様々な人の顔が思い浮かびました。 学んだことを復習しながら1つづつ、クライアントのお話を丁寧に聴き取って、質問していきたいと思います。 ありがとうございます。(1248) |
■質問へのご返答をいただけるとありがたいのですが、可能でしょうか?0808 |
■現在担当している事例で「異邦人」と見受けられる対象者がいます。 見立てはできたと思うのですが、支援の方法や期間などもご教授頂けると良かったと思います。 |
■何度か異邦人セミナーを受講しています。今回インパクトのあった言葉は、『自己主張に見えるようで追い詰められると怒る』でした。キレる異邦人に、『恐怖に慄いて自分を守っているんだな』と理解していても、まだまだその場で寄り添えるような人間になれません。そんな時どうしたら良いのか知りたいです。 新しい本も拝読させて頂きました。自己主張とは何かが書かれていて、とてもわかりやすかったです。 今後も大人の愛着障害について理解を深めていきたいと思います。 ありがとうございました。ちくわ |
■講義ありがとうございました。 会場の事例検討会では 皆さんの現場での活動の本気度が伝わり、とても良い刺激になりました。 これからも、出来るだけ会場に参加をし、このセミナーを学ぶ皆さんとの一体感を味わい、私の活動のエネルギーに変えていきたく思います。これからも 皆さんと一緒に学べる講義を楽しみにしております。 COCO |
■高橋先生、野口先生、異邦人のご講義ありがとうございました。 異邦人は母親と愛着関係を築けないまま成長してしまった人! 存在の許可をもらえず自己主張もできず、生きてきた人。 そのため愛着を否認し、周りに過剰反応し、人を怖がり、 空虚さの中で、懸命に生きている人です。 この異邦人の葛藤は、 今回の事例では、その経過がよくわかりました。 自分が何者かもわからず、不安の中、本から倫理規範を学びながら生きてきたAさん。幸せを手にするはずだった最初の結婚を、自分から手放し、借金とギャンブル癖のある今のご主人を選んだのも、愛着の否認をルールとした異邦人の苦しい生き方なのでしょう。 カウンセラーさんの傾聴による心のつながりと、適切なアドバイスがあれば、自ら回復するのだと感じました。 |
■虐待のの3連続講座、本当に勉強になりました。そして何より腑に落ちました。今目の前にいる方の苦しみや辛さがどこから来るのか、身体症状はどこから来るのか、愛着がそもそも無いなど、納得出来るものばかりでした。 もう少し勉強を続けないと、自分の頭の中に理論が残りませんので(笑)続けて勉強します。野口先生の事例での解説も目から鱗が落ちます。何というのか、聞いていてスッキリします。モヤモヤがはれる気がします。 いつか会場参加をしたいと思います。 ■期間限定で良いので、受講した回のオンデマンドを希望します! |
■⚫ランチョンセミナー、もっと聞きたかったですし、過去のトピックもとても気になりました。本やテキストにしてほしいです! ⚫高橋先生の新刊読んでいます。愛着欲求が満たされたのち、食欲や睡眠の欲求がくると書かれています。マズローの欲求段階説とは異なります。高橋先生の理論に異論はありませんが、マズローはなぜこのような説を唱えたのか、野口先生に解説してほしいです!(既にされていて、私が知らないだけかも知れませんが) ピロシキ |