アンケートコメント集-2022基本コース第5回

「被虐待者『異邦人』」(2022.9.4)

異邦人の内容が書かれた先生の書籍を読んだ直後でしたので、全くの初参加でしたが、飛び込みで受講しました。先生の解説が分かりやすく、受講者の皆様の質問、事例、体験談も非常にためになる内容でした。受講して良かったです。ありがとうございました。基本8型も受講します。
本日も、たくさんの学びがありました。ありがとうございました。実際に数多くのクライアントの方々の治療の現場に立ち会ってこられた先生方のお話は、とても説得力があり、かつ、わかりやすく、軽やかな解説の中にも「クライアントの心に親身に寄り添う真心」を感じ、カウンセリングを学び実践する者としての姿勢も勉強させていただいております。
虐待は、目に見えてわかりやすい悲惨なものと同様に、一見すると傍目にも当事者自身にもハッキリとはわかりにくい心理的ネグレクトも同じ症状が見られるということ、「虐待=愛着形成不全」という定義の理解は、それによって、社会の中で生きづらさを抱え苦しんでいる多くの方々の救いになると思いました。
今回も深い内容で脳がフル回転でした。
異邦人の捉え方、人生の正誤表、つらくがんばることが正となるから成人期と善悪が逆と聞いて、ハッとしました。悩む箇所が違うのだと思いました。
対話の中でやっぱり口を出したくなる自分がいます。傾聴が信頼感を作ると今回も学びましたが、先日、沈黙に苦しみながら黙りつづけてみると、相手から言葉が出てきたので驚きました。こちらがしびれを切らすくらい待つことに意味があるのだと初めて思いました。
今日の事例は、いろいろ考えさせらる事例でした。提供していただいたかた、また、先生方ありがとうございました。
よりママ達に寄り添って対応したいと思いました。
異邦人の特徴や思考パターンについて生育過程での背景を理解し学ぶことが出来た。
異邦人は奥が深く興味深いです。行政の母子保健の相談員をしていますが、特定妊婦になる人や相談者には異邦人は多いと思います。そして誤解を受けやすく、支援者側は支援しているつもりでも追い詰めてしまっていると感じることが多々あります。不可解に見える行動も、「異邦人」の理解が進めば納得のできる行動で、こちらの理解が進めばつながることができる方々だと思います。
この講座に参加しなければ、この異邦人という重要ポイントも知らずに、的の外れた支援を続けるところでした。さらに異邦人の理解を深め、良い良いカウンセリングができるようになりたいと思いました。
ランチョンセミナーもカウンセリング力を高めるために、本当にありがたいです。
毎回ありがとうございます。
印象に残った学び
・もし、カウンセリングを続けられない環境だとしても「カウンセラーからの、たった一言でも理解のあるコトバ」があれば、クライアントにとっての命綱になる
・「クライアントを治そうとすること」は「クライアントを批判・否定」すること
・洞察とは葛藤を知ること。知った瞬間が洞察であり、伴走するのがカウンセラーである
会場事例検討会では、普段は目にすることができない貴重な資料と、温度感が伝わるホットな詳細をご提供いただきありがとうございました!その時に高橋先生からご説明いただいた”(本邦初公開!)ケーキの選び方から知る愛着否認”が、とても分かりやすかったです。愛着否認について説明するときに、仲間に活用してみます。
紐解けていく感じが、とても学びになります。感覚的ではなく、すべてに根拠がある。この学びの積み重ねが、私のトレーニングになっています。
事例検討会の最後に、質問者さんが「だって本当に可愛い子たちで…それを怖いと感じることが自分には想像もできないし、どうしてもわからない」という旨の質問をされていました。そんな風に、わからないことをわからないと認めて聞ける質問者さんをすごいと思い、それに対して5つのケーキや、(もしも自分が今の生き方をやめなければいけないとしたら?)という例で高橋先生がお話しされたのを聞いて、自分の生き方が崩壊するという恐怖をまざまざと感じ背中がゾクゾクしました。
今年はHCMセミナーに毎月参加して、これまで上辺しかわかっていなかった高橋先生理論をやっと少し掘り下げられた!と感じることも多いのですが、そう思った途端に実はもっと奥深い世界が存在していたことに気付かされる、、、そんな繰り返しです。
1番目から鱗だったのが、異邦人の慢性的な過緊張に起因する身体疾患についてでした。確かに異邦人と思わせる人に、アトピー、甲状腺疾患、顎関節症は付随しているなと納得した場面でした。
早速、高橋先生の“消えたい”を購入したので、異邦人理解を更に進めていきたいと思います。
異邦人の方の我慢、我慢が当たり前で、母子の愛着関係が成立していなければ、それを我慢と感じることもないのだと思いました。
また、異邦人は、行動だけではなく、行動の裏にある心理や発言を丁寧に聴いていくことが大切なことや、被害的になりやすいことも、今回改めて学べました。さまざまな訴えと自己主張との区別をしっかりしていきたいと思いました。よく聴いてみると、異邦人の被害感の訴えも自分のための訴えではないなと思います。
子育て中のお母様とお話しをさせて頂く中で違和感や疑問に感じる事が度々ありました。そんな時、先生のセミナーに出席し、その方が被虐ママだということがわかり、今までの違和感等の原因がはっきりしました。何事にも頑張る方で自分に厳しく人には頼らなくてもいいし、ママ友も欲しいと思わないとおっしゃっていました。褒められる事にも慣れていなくていつも緊張しているようでした。
一生懸命に生きてこられた事が伝わってきました。友達はいらないけど話は聴いて欲しいという事で不定期ですがお話を聴かせて頂いています。少しずつですが柔らかな雰囲気を感じるようになりました。
先生がおっしゃる「正確な見立て」、そして「聴く」という事が本当に大切なのだとつくづく感じています。
異邦人については何回でも繰り返し受けたい講義です。
ありがとうございました。
見立て8型を学ばせていただき、人の気持ちを聴く上で心強い道しるべが持てました。
根拠を明確にすることと深い傾聴との両方を意識していくことで適切な支援に繋がっていくのだ分かりました。
事例も多く大変分かり易かったです。
毎回、異邦人のセミナーには心を引き付けられます。
どうもありがとうございました。
異邦人の方の特徴や傾向が理解できました。
被虐ママや異邦人についてより理解を深めていきたいと思った。
今回も大変深い学びができました。ありがとうございました。
余談ですが、私が見ているYouTubeの、「ダイジョウ部」というチャンネルで、高橋先生の著書が紹介されておりました。是非ご確認してみてください。
毎回とても勉強になります。自分の抱えていた事例にも当てはめながら受講しています。会場で質問できないのが残念ですが,今度チャットで質問したいと思います。ありがとうございました。
福祉系でもあり心理系の内容が多く、内容も盛りだくさんだったため、若干ついていくのに時間がかかった。ゆっくりテキストを読み返してみたいと思う。
もう何年もセミナーで異邦人について学んできていますが、年々深くなり、毎回新しい気づきを頂いています。テキストもどんどん充実してきていて、読んでいて本当に勉強になります。
同じ疾患でも成人期と被虐者では傾向が違うことが良く理解できました。大変、勉強になりました。
本日のセミナーは、特にお聞きしたかった回でした。異邦人と考えられるケースがとても多いからです。本日の事例では、最後のセッションで母親と距離をとっていくという形になりましたが、実際には距離をとれずに苦しんでいる人も多いように思います。また学んでいきたいと思います。ありがとうございました。
セミナーに参加できとても得るものが多かったです。
事例を分かりやすく説明して頂き、今かかわっている方を思い出しながら、また自分の生い立ちも振り返りながら聞くことが出来ました。
ありがとうございました。今後も参加したいと思いました。
本日の講義、模擬事例で自分の見立て違いに気づき、現在のカウンセリングに大変参考になりました。見立てを間違えるとクライエントの支援ができなかったり、遠回りになり、見立ての難しさ、重要さを改めて思い知り、学び続けたいと思いました。ありがとうございました。
被虐者から見える世界を理解することは、相談業務を行う機関として必須のスキルであると感じます。繰り返し学びを深めていかないと、時に見立てを誤り、対象者に対して陰性感情が芽生え、双方にとって不幸な結果を招いてしまっていると感じます。本日のご講義を伺い、日々の自身の活動を反省しつつ、さらなるスキルアップに取り組みたいと思いました。
異邦人は何回も受講していますが、毎回学びがあり、楽しいです。今回は、ICD-11の複雑性PTSDの採用および問題点の視点があり、とても勉強になりました。
被虐待者「異邦人」がどのような心理、意識にあるのか、テキストの265ページの図がとても解りやすかったです。生まれて間もなくから心的外傷を受け、強い不安と緊張の中を手探りで生きていく辛さは、日々どれだけエネルギーを消耗しているのか、考えただけで苦しくなる思いです。異邦人の人は、とっつきにくき、人を寄せ付けないバリア(壁)のある人、というイメージですが、そうならざるおえなかった人生に寄り添えるように話を聴けるようになりたいと思いました。
私が最も受けたい「被虐待者(異邦人)」の講義でした。
私自身、異邦人であろうと見立てていましたが、再確認するという結果になりました。
(母は軽度MR、特徴からいくとIQ70くらいだと思います)
正しく内容を理解しているのかどうかは確認のしようがありませんが、事実として受けとめたいと思います。
本日もありがとうございました。
野口先生の事例検討で、崩壊期を再度学ばせて頂きました。高橋先生から、何故生まれてきたのかを深く考えてこられたクライアント、とのコメントを頂き、だからこそ、ここまでの、鮮やかとも言える、回復の速さだったのかあと、クライアント自身に備わっている力の凄さを思わせて頂きました。「人生から引退しようかと思って、気が楽になった」とのクライアントの崩壊期の言葉には、なるほど~、そういう感覚かあと、心が動いてしまいました。今日の事例検討から、学びが多くあり、有り難かったです。今日も有意義な講座をありがとうございました。