アンケートコメント集-2024基本コース第3回

『思春期』(2024.5.19)

とても中身の濃い講座だと思います。復習するには、テキストからするしかないので、もう一度見直せるように、そして追って理解が進むようにテキストと並行して授業が進んでいくと更に良いなと思います。
受講しはじめて5回目、自分の持つけケースが少しずつ整理されてとても仕事がしやすくなりました。いかに見立てがうまくできていなかったのか改めて振り返ります。
ハンドルねネーム「 あんじゅ 」
多くの子が思春期をスムースに乗り越えられること、そうではない場合は心理的な成長に困難が伴うことがあったり成長しきれなかったり成長に至らないこともあり、成育環境などによりその程度も異なることがわかり、子をみるときには母親の見立てもしていきたい。子育てでは親も一緒に成長するといわれるが、ひとりの人間の発達に影響していて、相互関係をとっていくので、親にも心理的変化は自然におこるものなのだろうとふと思った。また、移行期にあたる子育て初期や思春期に差し掛かる前などに、親が子の心理的発達についてわかりやすく学べたり、具体的に必要なサポートをしてもらえたりするような場や環境があると、心構えができたり先の見通しをもてたりするのではとおもわれた。(chha)
今回もとても充実した内容の講義をありがとうございました。高橋先生のお元気そうなご様子、治療ももうすぐ終わるとのことでとても安心しました。
支援の仕事に役立てるためにと通い始めたこの講座ですが、いつからか、純粋に自分のために受講しようという動機に変化しました。今回の思春期の内容についても、自分や自分の子育て中の子供との向き合い方はどうであったのかと振り返ることができました。カウンセラーが成人期に立てていることが、カウンセリングをすすめていくうえでの大前提というお話しも、改めて心に響いてくるものがありました。太陽
今年に入ってから、セミナーの内容がこれまでよりも一層深い部分にまで触れられるようになったと、はっきりとした変化を感じています。
特に見立てができてから、その後のカウンセリングの進め方、アプローチの仕方が超有料級で(実際有料ですが)とてもレベルが高く、高橋先生の本気が垣間見えるように感じます。野口先生の演習事例も同じくレベルアップ。昨年と同様の事例だったと思うのですが、解説の角度が広がり(どうしてこう見立てるに至ったか)(これが異なる心理発達段階だったらどのような行動として現れるか)(この行動ともう一つの行動の間にはどんな違いがあるか)など、まだ知らない人には目から鱗、一回受講した人にも新たな視野を与えてくださり、毎回新鮮な気づきと理解があります。初めは自分自身が成長したために理解度が上がったのかも?と少し勘違いをしたのですが、実はセミナーの解像度が上がっていたというオチでした。病気療養中にも関わらず終日登壇され、小気味よく深い理解を惜しみなく与えてくださる高橋先生に大感謝です。
今回の思春期がテーマとなる講座も前回同様とても興味深い内容で、高橋先生、野口先生の解説の一つ一つが心理理解への大きなヒントとなるもので大変勉強になりました。先生方が講座の節々でふとした瞬間に仰るひと言が、カウンセラーとして気がつくべきこと、洞察への深さを持つきっかけとなることに繋るもので、しっかりと復習をして役立てたいと思っています。また事例検討会については、見立てだけではなくその先のカウンセリング技法とアプローチについての解説もあり、そちらもとても有意義なもので参加出来て良かったなと感じています。本日はありがとうございました。
参加申込みをした講座について、後日動画視聴(講義部分のみ)出来るようにして頂きたいです。飽く迄も要望ですが、実際に講座へ参加した人を対象に、後日の動画視聴は参加費用とは別の復習用として勿論有料(期間限定)でも構わないと思いますので、ぜひご検討頂ければと思います。よろしくお願いいたします。 やまなし
自身が被虐です。被虐がカウンセラーになるには自身の愛着の否認を受け入れられていないと、という部分には身をもって同意しました。事例の不登校高校生のお母さんの言動は被虐の自身と同様で、かつ、親に(自分自身にも)こう受け止めてほしかったという気持ちを受け入れられたからこそ、
そのお母さんの言動について、愛着の否認の存在と、娘にとってはよくないものであるという2点にやっと気づくことができます。ですが、その先、『自分はこうしてほしかった』はあるものの『普通の』お母さんは何というのか?については全くわかりません。その『自分がして欲しい反応』が相手にとって正しいものなのかについては常に非常に迷いがあるところです。このように、毎回多くの気づきをいただいています。また、ケースで毎回思うことですがMRの人に対して『普通の』方々はこの人はMRだ、と気付きにくいものなのか?と感じます。自分はMRの特徴は親と同じですぐにわかるためやはり、普通の家庭に生まれていればほとんどの親は普通であることが当然であるからなのか?と感じました。改めて自分の立ち位置について熟考させられます。ドラミちゃん
2度目の受講ですが、理解が深まり、また新たな発見もたくさんあり、あっという間の4時間半でした。思春期の理解に親の見立てが不可欠であること、様々な症状は親子葛藤に起因していることなど改めて確認し、誰に、どう支援していけばいいかが見えてきたように思います。今回は質問を投稿してみましたが、丁寧にわかりやすく、でもきっぱりと解説していただけて感動しました。ありがとうございました。
質問コーナーの解説に特化したセミナーをぜひまた開催してほしいです。(S)
自分のこと、娘のこと、不登校の知人や患者さんのことなどを思いながら、セミナーを聞かせていただきました。事例演習で、娘がリスカをして母娘が抱き合って泣いたというところでは、私も涙があふれてきました。毎月セミナーを聞くたびに感動があり、自分なりの理解が深まっている感じがしています。
漢方外来をしていますが、身体症状を訴える不登校の患者さんが受診することが多々あります。昔は漢方で何とかならないかと考えていた時もありましたが、本当によくなりませんでした。セミナーを聞いてからはバックグラウンドがよくわかったため、見方が変わってきました。漢方での治療が難しいのは当然なんだ、できる部分があれば治療していこう、という感じです。もりお
質問に丁寧に答えて頂けて感動しました。勇気を出して質問したことで、自分の認識や理解が随分浅いことに気がつけたので、質問して良かったナーと思います。まだまだ理解できないことが山ほどあるので、コツコツ質問していきます。
沢山の事例に触れないと、見立てを立てられるところまでは行かないナーと感じています。頑張って会場参加したいと思います。0887加藤
セミナー中の質問にあった過呼吸に関してですが、私もHCMでは過呼吸という症状が出てこないなと思っていました。私は従業員の健康管理を担当しており、職場に過呼吸になる職員が2名います。
1人は20代の女性です。私の感覚だと(私は興津先生のカウンセリングで被虐者認定していただきました)、過呼吸になったときに他の従業員に見られることは恥ずかしいことだろうと思って人目につかないように配慮するのですが、当の本人は皆に注目してもらえてもしかして喜んでいる?もしくは気にしていない?と毎回感じています。発作中は本当に苦しそうで四肢末梢が硬直して足が立たなくなり手指も冷たく動かなくなり、とても怖い思いをしているのではないかと思うのですが、恐怖感も無いのかもしれません。症状が治まると薄笑いを浮かべてケロッと職場に戻っていかれます。
もう1人は40代の女性で若い頃から何度かパニック発作のようなものを起こし救急車で運ばれたこともあったそうです。心理的ストレスが溜まってくると発作を起こしているようですが、心理的に自分と向き合う作業はしたくないと言っていました。
書いて気付きましたが、過呼吸になる本人はそれほど困っていない、もしくは向き合いたくないので、カウンセリングに来ることは少なく、HCMでも取り上げられないのかなと思いました。ということは、過呼吸発作を持った人は成人学童期ですか?
見立て8Kでの分類のまだ一部分の理解ですが、周囲で起こっている課題についての理解や、私自身についてのこれまでの生き方についても、客観視し、楽になってきている実感があります。私は民間の心理学の資格しか取得していないので、他の受講者さんに比べると、知識は乏しくカウンセリングの経験は全くありません。ですが、こんな私でも教わったことを理解できる、そしてこれまで人生を大きく左右するほどの人間関係の問題についても、解決へと導いてくれるこのセミナーは本当に素晴らしいと感じています。生まれてすぐから悪い人間なんかいない。環境によってそうならざるを得なかった。そんな状況に立ち向かえる素晴らしい手段を教えていただいております。このめぐり逢いに本当に感謝しています。(NF)
最近20歳前後の相談が続き見立てに迷っていましたが、本日の講義や事例の解説、質問コーナーでの先生方の助言より、両親の異邦人性がキーになっていることが分かり府に落ちました。問題化している若年者がMRではないときの家族配置を意識して日々の業務に取り組んでいこうと思いました。また、本日の事例は自身の子育てとも比較し読み解いていました。私も突き放してしまう時、あるなーと反省。セミナー参加に協力してくれた子供。これを入力し終えたら、一緒に遊んであげないとと思いました。事例を通し自身も返りとても気持ちが軽くなり事例のママに感謝したい気持ちになりました。先生方、スタッフのみなさん今日もありがとうございました。
質問のコーナーもっといっぱいほしいです!(J)
思春期の問題は、母親や家族に起因することがよくわかりました。見立てをしっかりして、関わり方を誤らないように努力したいと思います。
高橋先生の治療がもう少しで終わると伺い、嬉しく思いました。もともと細いのだと思いますが、BMIを伺うと治療のたいへんさが伝わってきます。これからも、ご講義楽しみにしています。 M
事例では、こどもの思春期の問題から、実はお母さんの心理的発達を遂げていくまでの心の揺らぎをとても分かりやすく紹介させてもらいまして、非常に勉強になりました。(スマイル)
ピーター・ブロスの理論とその理論の問題点など、すごくわかりやすく、思春期の細かい変化の様子が理解できました。
また、事例などは、自分自身の親との間でのことなども振り返る機会となり、学びが深まるワクワクと同時に、痛みも少し感じながら伺っておりました。
大変、勉強になります。ありがとうございました。成人学童期か、被虐か、の見立てのケースが難しいと思いました。
今回も新しく知ることが多く、またいろいろ考えさせられることも多く、セミナーに参加させていただき、本当によかったと思いました。被虐については、カウンセリングやアセスメントをする上で、重要な概念だと思いますが、理解したり、見立てることが難しいと感じました。
多くの子が思春期をスムースに乗り越えられること、そうではない場合は心理的な成長に困難が伴うことがあったり成長しきれなかったり成長に至らないこともあり、成育環境などによりその程度も異なることがわかり、子をみるときには母親の見立てもしていきたい。子育てでは親も一緒に成長するといわれるが、ひとりの人間の発達に影響していて、相互関係をとっていくので、親にも心理的変化は自然におこるものなのだろうとふと思った。また、移行期にあたる子育て初期や思春期に差し掛かる前などに、親が子の心理的発達についてわかりやすく学べたり、具体的に必要なサポートをしてもらえたりするような場や環境があると、心構えができたり先の見通しをもてたりするのではとおもわれた。(chha)
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