アンケートコメント集-2023上級コース第2回

『学童期と「成人学童期」』(2023.4.16)

久々にコースに参加させて頂きました。先生方、スタッフの皆様、そして事例を出して下さった方々に感謝致します。
表面上の行動や言動に捕らわれず、内面の心の動き、葛藤、背景、そして誰の為?一貫性があるのか等、しっかり気づけるよう学びを続けたいと改めて思いました。
ランチョンセミナーもアルコール使用障害の見立てとお時間が足りず、続きをお聞きしたい!次回も楽しみにしています。(ひまわり)
今日も学び満載の一日でした!何度か聞いているはずなのに、自分が理解できる段階に達していないと頭に入って来ないことを実感しました。学童期のまま思春期葛藤を経ずに成人学童期になる人と、思春期葛藤はあったけれども学童期に戻ってしまった人の違いがやっと理解できました。
また、成人学童期の人の特徴の由来も疑問に思っていたことだったので、そこにも触れていただいてよかったです。もっと深く学びたいと思いました。
育つ過程での母子の間での我慢や怒りの問題を一つひとつ、丁寧に見ていけるようになりたいです。はなこ
本日の事例検討会では、クライアントや取り巻くご家族の見立てが変わると、表面に現れている言動の印象や解釈が180℃ガラッと変わることを再確認しました。本日は二つの事例の中で「GPS」というワードが出てきましたが、見立てによって道具を使う動機の印象もこんなにも変わるのかということにも驚きました。視点の置きどころによっての見え方の違いに「心をみて、見立てを立てる」ということ、家族のコンステレーションを理解することの大切さを実感しました。クライアントには「原家族」から生まれた生き方やその世界があり、それを否定することなく、まずは受容することが大切なことなのだなと思いました。本日も大変有意義な深い講義内容をありがとうございました。太陽
事例検討会では、実際のお話を聞けて大変勉強になっております。
私はまだ何故先生が発表者さんにそこを質問なさっているのかが、わからない時があるのですが、最後はいつもなるほど、、と目から鱗です。
先生が事例発表者さんに質問をされる過程を見学させていただく体験は、大変貴重で学びが深まる時間になっております。
診断がついていても違和感をもった時には自分が何をおかしいと思ったのか、をきちんと問答して言語化してみることから初めてみようと思いました。
正しい見立てをされない被虐者が、誤診を素直に受け入れて生きてらっしゃるというのは悲しすぎる事で、、そこに気がついたらまずは傾聴する事が支援になると学びました。
また次回のセミナーを楽しみにしております。
宜しくお願い致します。 まちこ
いつも大変勉強になります。今まで面談した利用者を見立てながら、セミナーを受けるのは、迷うことも多々ありますが楽しみでもあります。成人学同期と被虐の違いも今は理解できたつもりではありますが、時間の経過と共に薄れてきてしまうので、定期的にセミナーに参加し振り返っていきたいと思います。ありがとうございました。
成人学童期は何度講義を拝聴しても難しいです。今担当しているケースのご家族が成人学童期かもと思うことがあるのですが、MRのような気もします。今日の講義中の事例も思春期に手を上げました。先生方の解説を伺うとなるほどと思うのですが、あっちの特徴もこっちの特徴もあるように思えて、まだまだ勉強が必要と感じています。     かんこ
基本、上級を学び理解不足の分野をスポット参加中です。高齢者の総合相談の現場にいますが年齢より幼い職員が多く自分の軸がブレそうでしたが、会場全体の臨場感にとても癒され励まされました。今回、成人期の心理発達、心理発達の3段階、3つの人間関係の使い分けの概念が落ち、成人学童期、MRの見分けのポイントは言動の一貫性がハッキリ落ちました。『黙って聴く』重要さと相談者の言葉、事実をしっかりと聞き取る事に力を入れて明日から頑張ります。事例検討会分かりやすかったのですがワークシートの解答入り欲しいです。(大人の階段)
毎年「成人学童期」の回は、終わったあと何とも言えないモヤモヤ感が残ります。自分の理解の悪さからくるものだと思いますが。今回オンラインからの質問を受けて、先生から「理解」と「概念」の違いを聞いて大変衝撃でした。立場は違っていても、支援者としての視点から「成人学童期」を「理解」で留まっていて「概念」に落とし込んでない、そこからくるモヤモヤ感ではないかと思いました。では、自分が「概念」に落とし込むにはどうしたら良いのか…臨床経験を積み見立てを作ること。合っていても間違えていても見立てを作り、違和感を感じたら見直す事…かと今は考えています。何年か受講していて、やっと少しですが一歩前に進めた気がします。有難うございました。 颯
成人学童期は難しいです。学童期から微動だにしないでそのまま学童期に留まる人と、思春期にクビを突っ込むけど越えられずに学童期に戻る人とがいるんですね…興味深いです。そして言葉や行動だけでなく、心理状態まで汲み取るのが難しい…。例えば高校生の喫煙が親や社会への怒り、反発によるものなのか、ただの遊びでやっているだけなのか…そこまで見ないと本質が分からない…そこまでなかなか見抜けない自分がいます。(mie-chan)
今回も充実した内容の、あっという間の1日でした。
昨年の成人学童期講座では言葉を追うので一杯でしたが、今年は2回目で少しずつ成人学童期の輪郭、他の見立てとの毛色の違いなどが見えはじめたように感じます。
はじめは自分の周囲の人で成人学童期の人は…?と思い返すものの、他のMRや異邦人ほどピンと来る人が浮かばず、うむむむ…となっていましたが、高橋先生の仰っていた「幼稚な人間関係理解」+「MRにはない一貫性」のキーワードで一気に複数名が浮かび上がってきました。
その人達と自分との関係を振り返ってみると、最初は楽しく気さくで気が合い同じ方向に向かって活動するのですが、1-2年人間関係を続けていく中で(それは大人としてどうなの?)ということが重なり最終的にこちらから距離を置いた、という結末が共通しており、しみじみ「なるほどなー」と納得した次第です。
また今回の成人学童期「ニワトリが先か、卵が先か?」問題は私の興味を捉えて離さず、色々と想像を広げています。文化的なものも想像しましたが、ブロスやマーシャの研究でもその傾向が捉えられているので日本独自のものではなさそうですね。先生方がわからないとおっしゃるほどなので、自由に自分の仮説を立てることも楽しんでみたいと思っています。
最近は講座の内容がとてもとても充実してきて、高橋先生のお話だけでなく野口先生のお話も本当に興味深く、ランチョンセミナーの時間を使ってもなお(もっともっと聞きたかったー!)となっています。それと同時に全体が時間に追われてやや駆け足な印象になってきているので、ときどき頭が追いつかないことも…。
運営側にもさまざまな事情や状況があると思います。なので勝手なことばかりも言えないのですが、もし、講座の一部がまた単独で特別講座として開催されるようなことになったら、そのときは喜んで会場参加させていただきたいと思っています。
ボビンちゃん
理解したつもりでも実際に見立てをする時に、特に軽度知的能力障害、被虐待、成人学童期で迷います。講義の中で成人学童期には専門職の人が多いとの説明がありました。不登校や拒食症の子供がいると、子どもの問題としか捉えられていないようで、親が専門職の成人学童期だった場合には特に解決に時間がかかるのかと思いました。軽度知的能力障害については、今回の講義と2月の配布資料で「一貫性」について触れられていて、見立てる際の重要なポイントになると感じました。(プーランク)
成人学童期の方は、職場で遭遇することがあり、毎回この回は自衛のために受けているところがあります。ありがとうございます。
とても判別しにくい成人学童期だと思いますが、本日の説明で腹に落ちる感覚がありました。
もちろん、一度だけですぐにわかるようになるわけではないと思いますが、学習と臨床を継続していきたいと思います。
貴重な講義をありがとうございました。
何度も受けている成人学童期の講義ですが、毎年気づきが深くなっていく気がします。それでも、まだまだカウンセリングの中で見立てを迷うことも多く、もっと感覚と知識を磨いていかないといけないと思っています。K
成人学童期の理解は本当に難しいと思いました。思春期との違いを丁寧にみていかないと見立てが違ってくるなと感じます。これからも研修を積みたいと思いました。
成人学童期、思春期、軽度知的能力障害、と少しずつ違いが理解できるようになってきました。正確に見立てるには難しいですが、どうなんだろうと頭の片隅に意識を持つだけでも、聞き方が変わってくると思います。クライエントをより深く理解するためにもさらに研鑽を重ねたいと思います。(幸福の木)
1回聴いただけでは理解が難しかったので、何度か参加して理解を深めていく必要があると思いました。 AN
昨年も参加させていただきましたが、新たな気づきや学びを得ることができ、ありがたいです。
少し難しい内容でしたが、大変興味深く受講させていただきました。成人学童期の典型的なふるまいや言動など、なるほどと思わされるところが多く、今後の見立ての参考になるように思います。また参加者からの質問によって、より理解が深まるところも多く、質問してくださった方にも感謝しています。
今回質問が多かったため、全部の質問に対する回答がなかったのが少し残念でした。もし可能でしたら、参加者限定のページに回答がもらえたら嬉しいです。(M)
去年も受講しており、今回の「成人学童期」もお勉強していたはずなのに、全く頭に残っていなかったことに驚かされました。
そのくらい、他の理論などでいっぱいいっぱいだったのか、と今回思いました。
お陰様で今回改めてお勉強して、よく理解できました。少しずつですが、見立て8型が私の中に落とし込まれていっているように感じています。
高橋先生の凄さを改めて感じた回でした。ありがとうございました。
昨年は、体調不良で受講できない回があったので、今年はそれがないように全回受講できるようにしたいと願っています。
よろしくお願いします。(しんのすけ)
毎回楽しみに参加させていただいております。設問がなかなか正解にならず、まだまだ勉強不足を痛感します。
「見立てが難しい事例」があれば取り上げて欲しいです。(いほうじん)
成人学童期と思春期の方のお話から、受ける感覚の違いがひとつ勉強になりました。
各期・各型の差異は、非常に微細で感覚的はものなのだと感じました。
可能な範囲で、時間内に取り上げていただけなかった質問にも、何かの形で取り上げていただけたら幸いです。
成人学童期を理解するのはとても難しいです。二度目の受講ですが、少しああそういうことかと思い浮かべて思えてきました。引き続き学びたいと思います。よろしくお願い致します。K
自分の未熟さに直面させられながらも楽しく受講しております。ありがとうございます。
今回はMRと成人学童期の見立てが難しいと感じました。相談者が話した言葉をとりこぼさないようにしていくことが大切だと思いました。野口先生の事例の逐語の文章で、スルーしてしまっている訴えがありました。キーになる訴えだと気づかないこともあり、修業が必要と思います。
前回コースを間違って申し込みをしていていたことをご連絡いただきありがとうございました。また、お手数をおかけしまして申し訳ありませんでした。セミナー日の直前まで受講できるか予定が立たないことも多いため、直前の申し込みになって申し訳なく思っています。今後ともよろしくお願いします。 asa
「成人学童期」を学ぶことで、見立ての幅が拡がり、長期化する事例のアセスメントについて
参考になります。しかしながら、学べば学ぶほど、?が増えてくるので
「成人期」と「思春期」もしっかり学び、「成人学童期」の理解を改めて
深めたいと思いました。
受講者の質問に対しての先生方のお話がとても参考になるので、質問・回答集みたいなテキストが欲しいくらいです Tonkomom
「成人学童期」はいつも楽しみにしているセミナーです。毎回必ず発見があるからです。もう何度も受けたはずのセミナーなのに、いつも新しい発見があります。自分の理解が悪いから、とも考えられますが、やはり奥が深いからなのだと思っています。以前、自分のイメージとして「成人学童期に出会うことは稀」と理解していた時期が長くありました。しかし最近、周囲を見ていて、「成人学童期って、案外多い・・、いや、かなり多いかも!」と思えるようになってきました。この見立てが正しいのか、日々の生活で確かめていこうと思っています。(ぶり)
高橋先生が質問4で答えてくれた「概念を理解することは体験がないとできない。例えば、小学生は父母性ということの意味を説明されて覚えることはでき、試験で出されれば答えられるが、実際の世界の中では、父母性を獲得できないし使えない。つまり心理発達段階に応じてしか概念を理解できない」が響きました。小学生が体験できないことを、小学生に説明すれば、言葉ではわかっても使えないことが、言葉だけの表面的な理解とつながり、以前よりも成人学童期を理解することが、少し進められたように思えました。本当に賢い小学生の場合には、使えないにしても想像して感じ取る力はあるのかと思いました。
「カウンセラーは治そうとするから見えなくなる。何故、この人がお金と時間をかけてここへ来たのかそのモチベーションを考える。治療者(カウンセラー)の望むこととクライエントが望んでいるものの違いを捉える。」も心に響きました。事実をありのままに見ることができることの重要さを改めて考えました。自分が治そうと考えることには、自分がどうにかできるという傲りと浅はかさも感じました。 ねこ
 

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