アンケートコメント集-2023基本コース第1回

「〈見立て8 型メソッド〉を学ぶ」(2023.1.15)

クライアントの家族関係、事実を一つ一つ確認する事で、事象や感情に至る背景が明らかになり、見立てが完成する。その事が講義や事例を通してその場で理解できました。驚きと感動と楽しさでいっぱいです。ありがとうございました。次回もよろしくお願い致します。 011
何度目かの基本コース受講ですが、内容が毎年進化していて、理解して消化して見立てを作れるようになる・・ことが未だ難しいです.今日のランチョンセミナーでご講義いただいたコンステレーションを理解できるとより少ない情報で家族の見立てができるのだろうと思いました。でも現場で多くの事例に触れて実感を持ってていないと、安易に当てはめて間違った見立てを作ってしまいそうで怖いな、とも感じました。まずは心理的な状態をクライアントの発言から聞きとって理解するキホンからだなーと思います。(はなこ)
今日は、ありがとうございました。初めての参加でしたが、テキストに沿って、わかりやすく説明してくださって、とても面白かったです。特に、事例検討会では、鉄板と言い切ってくださることで、理解がしやすかったです。また、次回を楽しみにしています。 ヤマモト
ここ数年毎年受講しております。なかなか成長の跡が見受けられないところが悲しいですが、今日の講座で基本の基を改めて学びなおせた気がします。
質問も新鮮で初心に立ち帰れました。
何年か参加させていただいていますが、わかっているつもりでも毎回新たな発見があります。
今回は「見立て8型を学ぶ」の内容でしたが、MRや異邦人の見立てが盛りだくさんで、特に事例検討は家族関係を導き出すカウンセリングの様子から見立てだけでなく、クライアントの言動についても学ばせてせていただきました。
カウンセラーとクライアントの間で何が起きていたのか、クライアントにとっての言葉や行動にはどんな意味があるのか、検討が進むにつれてどんどん紐解かれていき、最後までつながった時には正直感動しました。一つ一つ丁寧に聞くことで、それぞれには意味や流れがあることがわかり、それはきちんと繋がりを持っていました。またカウンセラーはそこまで読み取って理解することができるのだと人間理解の深さを感じました。
言葉をどう読み取り、理解を深めていくか。自分自身の想像力や違和感を信じて、幅を広げていきたいと思います。 いちご大福
初めての参加になります。セミナー内容の濃さは予想以上で、必死でついていきました。今更ではありますが、見立てがいかに重要かを改めて学びました。見立て8系を学ぶことで、見立ての精度があがり、その後のカウンセリングの進行に反映されるという学びは新鮮でした。事例検討会も、大変勉強になりました。先生方の講義も大変わかりやすく理解出来ました。本日学んだことを着実に知識として消化したいと思います。byみなみ
野口先生の講義は、教科書のどこどこ?と探すので精一杯なので、もう少しゆっくり聞きたいです。
素人の中の素人の質問で申し訳ないなです。地域支援を担当していて、子育てに悩んでいるお母さんから相談してきたとします。黙って聴く心掛けはしているのですが、オープンクエスチョン後になかなか話が出てこない場合、どうすればいいのか悩みます。 (ほっこり)
HCMセミナー2年生になりました。
昨年一年を通して全体像が見えたので、今年は理解を深め葛藤崩壊療法(笑)を体得すべくさらに気合を入れて学びたいと思います。
セミナーの内容も少しずつバージョンアップし、家族のコンステレーションなど見立てをさらに裏付ける技法も加わって面白みを増してきていると感じます。
傾聴についても1年前には「黙って聞いてるだけじゃ間が持たないし、クライアントさんに(ただ聞いてるだけで何も言ってくれないんですか)と言われちゃうもんな…実際は難しいよね」という思いがありましたが、深い葛藤が語られることの意味とその先の変化を知った今では、クライアントさんの話中に余計な口を挟んでカウンセリングを台無しにしてしまうのは勿体無い!と思える程度には成長できたと感じています
一つのことがわかるとその先にさらに深い世界が広がっていて愕然とする繰り返しですが、ここでの学びを心から楽しんでいます。
今年も引き続きよろしくお願いします。 ボビンちゃん
被虐待者のパートナーは軽度知的であることが多いといったある種の法則がいろいろあるようで興味深いと思いました。
今の仕事についた頃は面談でその人となりがクリアに浮き上がり、何をするか伝えるかが自然と出てきましたが、ここ数年はくもりがありうまく進められない感じがありました。傾聴についても以前はまず1時間以上でも話を聞いていましたが、人から聞いて良いと思ったことを取り入れたり知識を得て、こちらから質問をするようになっていました。初心に戻りその人となりを理解できるようになれればと思います。 (プーランク)
高橋先生、野口先生、事務局の皆さま 今年もお世話になります。宜しくお願いいたします。
【感想】事例検討会の際に聞いた「自虐的世話役(マゾヒスティックケアテイカー)」というパワーワードが、個人的に一番印象に残りました。ヤングケアラーについても、私は「ヤングケアラーが異邦人」のように認識していましたが、「異邦人が家族のケアをせざるを得ない状況に追い込まれた」というのも、言われて納得できました。家族構成員の中に軽度MRが複数いれば、そうならざるを得ないでしょう。
コンステレーションや配偶者選択の話では、異邦人のあまりの報われなさに、絶望しました。昔、「虐待の世代間連鎖」の他に、「虐待は隔世遺伝」といった言い伝え(?)を聞いたことがありました。隔世遺伝?という言い方は相応しくないものの、事例検討で行ったように、家系や家族コンステレーション(カップリング)を見ていくと、そう言い伝えられる所以も納得できました。
私は、基準となる成人期(普通)の家族・夫婦関係を知りたいと思っていました。心理発達段階を絡めて説明を伺っていると、どれも被虐者の生きる世界とはあまりにかけ離れ過ぎるていることに驚き、逆に「これ以上は知りたくない」と、知ることがとてつもなく苦しく感じました。話を聞いても、「温かい家族、パートナーシップというのが、本当に存在するのか?」と、絵空事のように思えてなりません。もしも、絵空事と感じた世界の方が、大多数の人が経験し生きている世界だと認めてしまったら、被虐者は生きていられないとも感じました。被虐者に親の軽度MRを伝える難しさは、「戦争が終わったことをを知らずに、命がけで生き延びてきた人」に「終戦」を伝える苦しさ・難しさなのかと想像します。これだけ「生きる前提」が真逆だと、被虐者の悲劇は、普通の人からは喜劇(滑稽)に映るかもしれないと感じました。被虐者が助けを求めても理解されないことが、よく理解できました。
○参加者からの質問にもあった自死(特に軽度MRの自傷行為や未遂の心理など)について、機会があれば掘り下げて取り上げて頂きたく思います。葛藤とは違った意味での「生きづらさ・生活のできなさ」に加え「自責感」も感じているのではないかと思うのですが、いかがでしょうか?
○上級テキストの第5版改定、楽しみです。〈Hello World〉
一昨年からスポット参加していますが、第一回の受講は初めてです。テキストを読んで何となく分かったつもりでいましたが、やはり先生から直接お話を伺うと理解が違うと感じました。まだ分からないことも多いので、今年はできるだけ会場で参加させていただきたいと思います。かんこ
採血結果や写真から診断や経過が把握出来る身体疾患と違い、精神疾患は曖昧だと感じていて、だからこそ自分の関わりがこれでいいのだろうか?と不安だったため、傾聴と精神医学の知識を深めたくて参加しました。高橋先生、野口先生のお話をうかがって、安心と明日から仕事頑張ろう!という明るい気持ちになりました。9割は4型で見立てられる、見立てられたら何が優先される関わりかわかる、と学べたことで不安が払拭されました。これから見立てが出来るよう学んでいくのが楽しみです。
ただ一方で、果たして自分は成人期なのだろうか?と心配になりました。”you are here”の感覚がそもそも違っていたら、見立ても違ってくるのかな?と疑問がわきました。
最後になりましたが、事例検討ではよりケースのイメージがわき、見立てでどのような点に着目するのかがわかりやすかったです。
コロナやインフルエンザが感染拡大している中、安全安心に受講出来る席の配置など、配慮して開催していただきありがとうございました。(めちこ)
今まで接してきたクライアントの顔を浮かべながら聞いていました。あの人はこうだったのか、この人はこうかもしれない、など本日講義いただいた内容だけでもかなり見立てが立てやすくなったように思います。次回以降もとても楽しみです。 (A.I)
例を挙げてお話しくださり、分かりやすかったです。
見立ての4型を学び、まずは「悩み」なのか「不適応」なのかをはっきりさせることが必要なのだとわかりました。また、傾聴については複勝や明確化をしてはいけない、ただ黙って聞くことが大切なのだと言うことに驚かされました。今後の面談に見立てと傾聴方法を生かしていきたいと考えます。
現場のプラン作成に役立つ内容だと思いました。ただすぐに判断できるのにはやはり見立てへの理解がもっと必要だと思いました。
傾聴については、私のイメージしていた傾聴よりももっと聴くに徹しており私自身は普段の関わりは傾聴できていない部類に入るなと思いました。
今後意識して関わっていこうと思います。(はなこ)
今回から2年目になりまして、とても分かりやすく、学びが深まりました。
先生方から教えていただくことを、スムーズに実践できるように、まだまだもっともっと学びを深めていきたいです。
また今年1年もよろしくお願いします。(しんのすけ)
初めての参加で、目から鱗の話ばかりでした。
早速、実践でも活用できたらと思いました。
最後までしっかり参加したいと思います。
本日はありがとうございました。(まるち)
傾聴の技法について、非常にためになりました。傾聴と思ってやっていたこと(要約や支持的姿勢)がかえって話をさえぎってしまいかねないことにようやく気付きました。また、参加者の質問に対する回答も考えさせられる点が多く、自分の見えていないところが少しわかったような気がします。盛りだくさんの内容だったので、まだ消化しきれていませんが、また復習して次回も参加したいと思います。(M)。
今まで、発達障害や軽度知的障害の方のカウンセリングをどうしたらよいのか迷っていました。特に発達障害の方は傾聴して話してもらえばもらうほど、その悪いことに2次受傷して余計にそれへの執着がひどくなるように感じていました。本日、それは「カウンセリング」ではなく、「環境調整」と明確に教えていただき少しスッキリしました。しかし、そういう方の応対について、もっと深く学びたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。 なーちん
大変有意義な時間をありがとうございます。立派なテキストに先生の分かりやすく深い解説で感動しました。見立てで解決できる、と言い切って下さっていることで、安心して講義を聴くことも出来ました。傾聴しているつもりで出来ていなかったことにも気づけたので、より聴ける自分に成長させていただきます。一年間よろしくお願いいたします。☆aiko☆
本日はありがとうございました。
傾聴について大きく間違っていたことに気付かされました。
ご講義を聞きながら今関わっているクライエントがどの見立てに当てはまるのか振り分けてみることが第一段階だと思いました。それをするだけで道筋が見えてきたり、大きく見立てを間違っていることに気付くのではないかと感じました。
講義のパワーポイントにテキストのページを入れてもらっていたので、資料を追いかけやすかった。
講義の中で資料が飛ぶときは、ページの説明があるとより分かりやすい。 MJ虎D
今年もよろしくお願いいたします。2023年初回、見立ての重要さを改めて学びました。見立て8型のセミナーは、あまりに内容が濃いため、私的には複数回受講が必要と感じ、繰り返し学んでいますが、理解が深まっているのか、充実した内容のテキストから、要点が見えてくるようになったかな、と感じています。ありがとうございました。(おとめ座)
傾聴の重要性を改めて認識するとともに、誤解をしていたことにも気づき有意義なセミナーでした。
誤解というのは、カウンセリングの時間中「ただ黙って聴く」というのではなく、「クライエントが話し始めたら」という点が抜けておりました。
話が詰まってしまったり、話し出すまでに時間がかかる等のクライエントに対しては、話の内容に関するオープンクエスチョン等でサポートはする、との解説を聞き、腑に落ちました。
クライエントが自由に話せるよう、傾聴に集中していきたいと思います。 幸福の木
興津先生の傾聴模擬事例について。言葉を挟むバージョンは耳が痛いことばかりでした。自分の自信のなさから、ごまかすように口を挟んでしまっているのかもしれません。
黙ってどっしり傾聴に徹するようになるには、何をポイントに聴くのかが、自分にはっきりとわかっていないといけませんね。
講義はもとより、最後の質疑応答の時間も、皆さんからの実践に即した大変興味深い質問と、それに対する明確な答えで、当然理解が追いつきませんが、今後各講義で詳しく教わるモティベーションになります。(ねこ)
目からうろこでした。
高橋先生の講義、質問への回答が兎に角、分かりやすかったです。
2回目からの講義も楽しみとなっております。 ムーン
目から鱗、、その通りだと思いました。10年前に野口先生の研修を受けました。その時はパーソナリティー障害の支援だったと
思います。世の中の流れも感じ精神保健医療の流れも感じつつ。今後か楽しみです。 ななみ
高橋先生の本を読ませていただいて、今回のセミナーへたどり着きました。見立てがしっかりしていると、対応が明確になると感じました。本では感じ取れないところがはっきりと理解できました。具体的な事例がもっとたくさんあるとより理解しやすと感じました。オンラインの方の質問が時間の都合で途中で終わってしまいましたが、そこに実戦で参考になることがたくさんあるように思いました。
本日はありがとうございました。
実践的で、深く専門的な内容をわかりやすくご講義くださってとても勉強になりました。 野中
先生方が、易しい言葉で説明してくださり、理解の助けになりました。質疑応答での、具体的な事例へのご助言は、特に勉強になりました。エリクソンやボウルビィの理論との繋がりや発展を感じました。
オンラインの参加者です。とても勉強になるので、質疑応答をさらに拝見したいと思いました。また、守秘義務の観点から難しいと思いますが、事例検討も参加できたら嬉しいです。 イリエ
もう何年も参加させて頂いておりますが、以前と同じ内容だったな、と思い退屈に感じたことは一度もありません。本日も沢山の気づきがあり、楽しく学べました。あっという間に終わったというのが感想です。興津先生の力作、「傾聴しなかった場合」VS「傾聴した場合」の比較は大変興味深かった。勤めているEAPの職場において、前者の例が圧倒的多数と感じていたので、「そうそう!そういうの、よく聞く!」とPCの前で思わず叫んでしまいました。
午後のセミナーにて、先生方から「今日のランチョンセミナーではこんなことを話したんだよ」と言ったような話を聞けるのは、嬉しく思いました。ランチョンセミナーで出た話題を、オンライン受講生にも少しだけ紹介してくださると嬉しく思います。(ぶり)
昨年は春から受講できる回のスポット参加でしたが、今年は通年で申し込みをしました。
今日の質問者の方の内容から自分も振り返りました。介護の相談の現場で、傾聴や相談者が語るまでのサポートができている場合と出来ていない場合があることに気づきました。家族やご本人から話題にでたお困りごとの助言をして相談自体は進んでいくのですが、深い部分に触れずに時間が経過するケースが幾つもあります。相談者が高齢の方自身の軽度認知症ということも考えられますが、認知症を疑っていた方がMRだったら辻褄が合うケースがありました。今後に活かしていきたいと思います。
このセミナーで見立てを実践的に行うことと自分に向き合う過程を大切にしていきたいと思っております。よろしくお願いします。(ぼうや)
学校の教員をしています。高橋先生の著書を読ませていただき,虐待などで苦しんでいる子どもたちのために,私も何か役に立ちたいと思って今回受講しました。現在のところ,実際のカウンセリング経験がないため,お話しいただくことがなにもかも新鮮です。講義では,先生方の話を納得しながらお聞きすることができましたが,後半の質疑のコーナーでは現実場面に即した話題が出され,より理解が進んだ気がします。別の言い方をすれば,分かった気になって全然分かっていなかった自分に気付かされます。今回の内容については,まだ消化不良なところがありますので,テキストに返って復習したいと思います。(サスケ)
連続して参加していますが、それでも参加される方の質問が勉強になります。ありがとうございます。
たとえばヤングケアラーについてですが、異邦人がヤングケアラーになる可能性というお答えが先生からありました。私も以前からそのように感じてきました。
国は2021年にヤングケアラーに対する実態調査を行い、力を入れています。ヤングケアラーを見つけて、子ども家庭支援センターなどが家族やヤングケアラーを支える場所があるから相談をしてと呼びかけます。しかしその支援にはハードルがあるようです。なぜなら異邦人がヤングケアラーだからです。異邦人だからなかなか見つからない現状があるようです。
家族の世話は当たり前だったり、自覚がない、相談しても分かってもらえない、誰にも相談できないことなどなど。ヤングケアラー協会の方たちが異邦人理解をすると違いが出てくるように思います。(flower)
8型の相談者がそれぞれどのように訴えるか傾聴してきくのが難しいと思いました。がやってみます。
家族の関係性でありえない見立てがあったらお聞きしたいです。例えば被虐同士のカップルは見立て上ないとかです。 asa
今回で3回目のセミナー受講でした。私は福祉施設で勤務しておりますが、疾患や8型それぞれの特徴等について理解ができてくることで、とても支援しやすくなってきました!たまに利用者さんに負の感情を抱いてしまう時もあるのですが、見立て8型について学び始めてから、負の感情を抱いてしまうことも減ってきました。
先日、虐待防止法の研修があり虐待について改めて考えたのですが、この見立て8型を学ぶことで、虐待のグラデーションを防ぐことにも繋がると思います。
また、高橋先生が話されていたように、自身も含め生活の中の様々なシーンで関わる方たちのことも、この見立て8型で考えるとコミュニケーションを取りやすくなると感じています。
 
 

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