アンケートコメント集-2022上級コース第6回

『人格障害を見立て直す/「共依存」「AC」「バーンアウト症候群」を見立て直す』(2022.12.11)

実際のカウンセリングや精神訪問看護での現場でもとても役立つことばかりです。ありがとうございます(まみ)
講座で習ったことを、事例を通じてさらに理解を深められる工夫がほどこされていてとても有意義です。
毎年、初めて聞くような気持ちで参加できるので、毎回楽しみです。(幸福の木)
髙橋先生、野口先生、スタッフの皆様方、大変勉強になる機会をありがとうございました。来年も引き続き宜しくお願いいたします。今回の事例の、WAISⅣについてですが動作性、言語性という指標はなくなっていると思います。Buyon
基本コースから通して、二年間ありがとうございました。一昨年前に受講した基本コースの記憶が薄れていたため、上級コースを受講していく中で曖昧なところがありました。復習が大事だと感じました。
看護師 公認心理師 ケアマネジャーです。仕事をする上で、いろいろな人と関わります。基本コース 上級コースを受講して、見立てからアセスメントをする事でその後の関わりが楽にできるようになりました。仕事仲間にも受講を勧めています。ありがとうございました。 KUMKIKO
通年で両コースを受講させて頂きました。いつもありがとうございます。
毎年セミナーの内容が充実して来て、都度新しい視点が得られると感謝しております。
一年間大変お世話になりました。
来年も参加を希望しています。どうぞよろしくお願いいたします。 YI
初めてなのに一度に基本と上級を受講した。予習できずに参加したので、やっと初めて聞く言葉に慣れてきた所。今から再度テキストをしっかり読み込み、スポット参加で勉強を続けたい。
午前中所用があり参加できず、残念に思いました。午後からの事例だけでも参加できたことに感謝です。
事例のCLが自分を語れるようになり、母を客観的に理解できるようになっていく様子が、人間の生きる力強さを感じました。
遅ればせながら、高橋先生の著書「消えたい 虐待された人の生き方から知る心の幸せ」などを読ませていただき、セミナーで学んだことの補足をしている状況です。知れば知るほど奥深く、関わっていきたいと思います。
来年、第一回目は用事が入っているので、スポット申し込みをしようと思います。
来年は、会場でも先生方のお話が聞けるように、日程の調節をしていきたいと思います。(nekoneko)
毎回の講義を聞きながら、思い浮かぶケースがいくつもありました。これまでもっていた知識が「え?そうなの!」と覆される驚きや、診断名がしっくりこなかったり、もやもやしていたケースの家族の全体像で、霧が晴れていくかのような経験がありました。次年度もバージョンアップした講義に期待しております。ハンドルネーム アボカド
基本、上級コースを学ばせていただきました。日々のケースワークにて、一人ひとりの見立てを丁寧に行い、本当に相手のためになっているのかと問い続けたいと思いました。大変学びになる充実した時間となりました。本当にありがとうございました。(保健師A)
このセミナーを知ると知らないとでは大違いです。職場の人にも勧めています。
昨年に続き、いくつかの理由で今年もオンラインで参加させていただきました。正直なところオンラインは効率的ではあるけれど、会場参加にはかないません。来年は、叶うならスポット参加を利用して会場にも伺いたいです。
次回の開催予定やスポット参加のお知らせなと、丁寧なメールをありがとうございます。とても助かります。(発見の連続の初心者より‥)
Kernberg型とkohut型の質問をした者なのですが、MRが「他者によって傷つけられたという感情に鈍感であるように見える」のであれば、よく理解できます。しかし、先生方は「MRとして見てごらん」とおっしゃっておりました。「自己愛憤怒」を紐解けば、自分が完ぺき(自己誇大感と申せましょう)が満たされている感覚、自己が注目されている感覚が満たされていないと、罪悪感・恥・怒りを感じやすく、不安が引き起こされるとありました。自分の「送信機」が馬鹿にされたり壊されたら、Kernberg型の人は破壊的な怒りを示すのではないでしょうか? MRの人の怒りも、MRの程度(プライドだけは高いなど)によってはそうとうなものであると思いますが。(きは)
毎回、目から鱗でした。日々の臨床で疑問に感じていたことが解消→理解できつつあります。引き続きスポットで参加し、学びを深めていきたいと思います。それから、時間の限り質問にお答えいただけるのが嬉しかったです。私は毎回オンライン参加でしたが、先生方にダイレクトにご回答いただき、スッキリしました。また、他の方の質問も勉強になり、収穫が多かったです。1年間本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
ハンドルネーム フロム猫坂
野口先生からの詳細な説明をうかがって、改めて人格障害分類の歴史、流れを理解することができました。余談ですが、最近、関わっている若い精神科医師が「あの人はボーダーだ」と言うので、「違うのにな」と首をかしげていたところです。
コロナ禍になり業務が多忙となったために、すっかりセミナーから足が遠のいておりましたが、今回久しぶりに受講させていただき、数年前に初めて受講した時と理解と受け止め方が変化していることに気づきました。今回の刺激を来年も引き続き味わいたいと思います。また、ハイブリットの運営が大変スムーズで感激いたしました。先生方、事務局の皆様方、ありがとうございます。(友)
いつもありがとうございます。このセミナーに毎年参加していますが、いつも勉強になります。今年転職して、現在は行政の子ども家庭福祉領域と精神科クリニックとオンラインカウンセリングを兼任していますが、全てこのセミナーで勉強したことが活かされています。また来年もよろしくお願いします!余談ですが、講義中に高橋先生がお話しされたメールカウンセリングはおっしゃる通りで真面目にやったら本当に大変で、信頼関係ができるまでは時に2,000字~3,000字に送ることもあり、1返信に軽く1時間はかかっていました…。ここでもHCMの見立てが役立つということは申し添えておきます。
スピンオフ企画をぜひ来年もお願いします。最近、被虐2世に出会うこともしばしば増えてきまして、理解と見立てはできるものの被虐の方へのカウンセリングとまた違い、難しいと考えています。ぜひ!お願いいたします。(Ikeda)
1年半前、既に講座がスタートしていた時期にこのセミナーの存在を偶然見つけて、面白そうだと思い参加するようになりました。予定がわからないので、スポットで参加し、興味のあるテーマは再受講したりしていますが、新しい視点も加わっているし、自分の理解力もアップしてきてとても勉強になります。いつもはオンライン参加ですが、来週のテーマも面白そうで初めての会場参加を楽しみにしています。いつもご案内頂き、濃い内容を教えて頂き、ありがとうございます。(もふもふにゃんこ)
昨年度・今年度と2周目の受講です。
毎回、昨年度は目からうろこの連続、今年度は実践してみての気づきや見落としの確認作業となりました。「知る→意識化→実践」の循環の大切さとその拠り所をいただくこと、毎回励みになります。
PDの方たちを「なんでこんなにMRさんみたいなんだ?」と長年思っていたことは、いい気づきだったと嬉しい回でした。
一方で反社会的―・MR・発達傷害等について、本人だけでなく周りの困り感の解消(今までのかかわりが功を奏さないことへの諦め含めて)のためにも、脳機能障害という概念を広く広く知ってもらうことも、お互いが暮らしやすくなる一歩かしらと思いました。
<かばさん>
今回の共依存の学びは、とても勉強になりました。
心理学の勉強を始めて15年になるのですが、15年前に勉強した共依存の知識しかありませんので、野口先生の講義で、共依存の誤解があること(世代間連鎖等)、実は共依存には、MR、異邦人、成人Ⅰ期が混在してしまっていることを知り、なるほどぉ~と思いました。
先生の講義がとても分かりやすく、私にとって、新たな学びとなりました。
1年間、ありがとうございました。
また来年もお世話になります。よろしくお願いします。
高橋先生の見立て8型、まだまだお勉強したいです。
2回ほど、受講できなかった回がありましたので、来年はそれも含め、もっともっと理解を深めたいと思っています。
来年の申し込みしています。(微笑)
(しんのすけ)
もう数年にわたって学ばせていただいていますが、講義のあとは理解したつもりでいても、いざ実践となるといまだに迷うことばかりです。高橋先生と野口先生のオフレコのお話が興味深くて、毎回楽しみです。
パーソナリティ障害、共依存、燃え尽き症候群と呼ばれる診断を受けた方の話を聴き、家族のコンステレーションを見ていくと、見立て8型に分類されることが理解できました。検討事例がとても勉強になりました。
また、反社会的パーソナリティー障害の異質さは、脳の機能障害であることも理解できました。佐世保の事件の際も問題になりましたが、少女の主治医(精神科医)が殺人を犯す危険性を通報していましたが、結局犠牲者が出てしまい未然に防ぐ事はできませんでした。高橋先生も、反社会的パーソナリティー障害のご家族から相談を受けた際、どうすることもできないとお話されていましたが、何か方策をとっている国などあるのでしょうか。その点が気になりました。
一年間ありがとうございました。
複数回受講している人が参加できる講義などあると良いのでは、と思っています(見立て8型を初めて学ぶ方と、理解が進んできている人に分けて)。
12月18日の特別セミナー(今回参加はできませんが)のように、質問が多いポイント、間違いやすい見立てなど、事例を基に解説していただける回があると学びが深まります。
過去の受講歴に合わせて、スポットでも参加できたら嬉しいです。
上級コースのテキストのバージョンアップも心待ちにしています。(おとめ座)
上級6回『人格障害/「共依存」・「AC」・「バーンアウト症候群」を見立て直す』は、昨年に続き2度目の受講でした。
昨年はセミナー初参加の回であり、理解も難しかったのですが、今回は通年参加の最終という事もあり、理解が進んだように思います。
人格障害という診断名がいかに「適当な概念」であるか。
残念な思いです。
この人格障害という区別が、異邦人の苦しみを「変わった人格」として捉えられてしまうことや、異邦人の回復を遅らせてしまっているのではないか、と思うと胸が痛みます。
1年間、ありがとうございました。通年で受講させていただきました。
自己都合にて11月は出席出来ず、非常に残念でした。
精神科に携わる者として知識を得るつもりでしたが、
自身や原家族の見立てまで変わってしまい、驚いています。
愛着の有無、軽度知的能力障害の理解、虐待の構造など
精神医学や心理等の専門家だけでなく、広く世の中一般にも知られるべき概念だと思います。
来年はスポットになると思いますが、是非参加させて頂き、更に勉強させて頂きたいと思います。(くろ)
野口先生の講義が毎年深みを増していると感じます。
そして、先生の楽しそうな表情があるのもよいです。
来年も参加して学びたいです。
来週の講義が満席なのが残念です。
ハンドルネームは、TOMY
基本の第6回で混乱し崩壊したのが良かったのか (?) 今日の講座でこれまでの迷いが消え、「あの方は被虐2世」「あの方は異邦人」と次々と納得がいき再生できました!安心して自己主張できる愛着のあるふつうの人、緊張と不安の中で生きる被虐の様相がわかったからかなと思います。先週高橋先生の新著を読んだのも理解を助けてくれたのかもしれません。
今日の事例では、クライアント女性Aさんの”ゴルフを1日12時間練習”で、軽度MRが話を盛っているのではないかと疑いましたが、異邦人の努力ってそのぐらい過酷なんだよなと思い直しました。
1年間基礎コースと上級コースを受講しました。先生方、運営メンバーの皆さん、ありがとうございました。温かく、かつ明晰なこちらの講座に参加できたことに感謝です。
子どもたちと関わる仕事をしていますが、この子発達障害じゃないよな、と思う子どもたちに本当に起こっている問題を明確に理解することができました。困難事例はこれからもあると思いますが、どう困難なのか、状況や自分自身を見失わずに仕事をしていけるのではないかと思います。(アンカレッジ)
ランチョンセミナーが興味深かったです。毎回会場参加は難しいので、コンスタレーションをテーマにしたセミナーを別立てで実施していただければ嬉しいです。 かんこ
今回通年で基本コース、上級コースを学ばせて頂きました。
普段は病棟にて違和感を感じながら患者・家族の対応を行なっていた場面がありました。セミナーを受講する中で患者本人だけでなく本人を取り巻く家庭環境も考慮しながら見立てを行う重要性を知り、適切なサポートは何かを考えられるようになりました。
患者や家族に見立てをつける中で、情報を拾い上げるスキルに乏しさを感じていますが、経験値を積みながら臨床に活かせればと思っております。
高橋先生、野口先生、スタッフの皆様、一年間お疲れ様でした。
ありがとうございました。(NGC)
本日は貴重なお話をありがとうございました。
パーソナリティ障害について丁寧な解説をして頂き、なぜPDという診断がつかないかを理解することができました。野口先生の熱量に圧倒されました。高橋先生のお話も分かりやすくて良かったです。
初めて会場参加しましたが来年も出来る限り会場に足を運びたいと思います。
家族のコンステレーションをしっかりと学びたいと思いました。ランチョンセミナーでは時間が足りないみたいです。
毎回セミナーでの学びを魂が渇望している感じで、「あぁ、学ぶとはこういうことなんだ」と思いました。
一年前「自分は異邦人だ」と思いセミナーで学びはじめて、1年たった今える世界が変わりました。(どうも自分には愛着があるらしいと分かりました)
高橋先生、野口先生、知りたいこと?質問に、いつも丁寧に答えていただき、ありがとうございました。1年間学び続けて本当に良かったです。
まりまり
人格障害がこんなにさまざまな概念が整理されないままごっちゃになって使われている概念だということに驚きました。医療の現場でさえ正確に理解されていないし、まして現場のケースワークレベルではもっと都合よく使われているので、本当に判断が難しいと思いました。
また今日の事例では、適応するための生き方が強固に作られているほど、変化が難しく長い時間がかかるのかもしれないとわかり、子育て中のお母さんたちでそういう状態の人に、行政の現場のケースワークでどれだけサポート出来ていけるのかと考えさせられました。せめてセミナーの考え方が広がってくれたら、もう少し関わりやすくなるのになと思いました。一年間ありがとうございました。(はなこ)
上級テキストが届いてから、最初に読んだのはLecture7,8でした。それほど今日の内容に関心を持ち、講義を心待ちにしていました。
 「PD」「AC」は一般にも普及していますが、使う側によって定義が曖昧で、言われたこちらも混乱することが多い言葉でした。また私自身も高橋先生から本物の「反社会性PD」の説明を聞くまでは、安易に「あの人はサイコパスだ!」などと、誤った使い方をしていました。お恥ずかしい。野口先生の「障害概念と診断方法の問題点」の解説は、図解や要点をついた説明はとても分かりやすかったです。だからこそ、複雑な経過を辿った難義な内容を、ここまで理論的に体系化することがどれほど大変だったろうか。どれほどの論文や文献を当たったのだろうかと、感嘆するばかりです。被虐が誤解や誤診され易いことにも通じますが、一側面だけを見て「PD」「発達障害」と安易にラベリングし、思考停止は避けたいと改めて感じました。
 会場の事例検討では、「客観的事実に対し、自分の感情を投影せず、いかに論理的に評価できるかが大切。」など、行動評価(behavioral evaluation)について重要な指針をありがとうございました。また、高橋先生が仰った「見立てが出来ると孤立する」との言葉が胸に染みました……これから仕事で辛いことがあったら、今日頂いたサインを眺めること必至です!
 この1年間、お世話になりました。ありがとうございました。学んだことを咀嚼し、体で理解できるよう、現場経験を積んで参りたいです。
○ランチョンセミナーの内容が非常に濃かったので、特別セミナーとして独立して開催をお願いしたいです。
○脳機能障害の方(B軸基準に該当する方)との具体的な接し方を、より詳しく知りたいです。特に軽度MRの方とのコミュニケーションについて、コツのようなものがあれば知りたいです。〈Hello World〉
毎回、目から鱗でした。日々の臨床で疑問に感じていたことが解消→理解できつつあります。引き続きスポットで参加し、学びを深めていきたいと思います。それから、時間の限り質問にお答えいただけるのが嬉しかったです。私は毎回オンライン参加でしたが、先生方にダイレクトにご回答いただき、スッキリしました。また、他の方の質問も勉強になり、収穫が多かったです。1年間本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
ハンドルネーム フロム猫坂
TVやインターネット、次々に出版される書籍など、とてつもなく情報があふれる中で心理系の新しい用語がつぎつぎと発生し派生し、もはや私には出所も信ぴょう性もわからなくなっている状況でした。特に人格障害と発達障害については(変わった人)につけるレッテルとしてはとても便利で、なんとなく正論っぽく聞こえるワードとしてそこら中で乱用されているように思えます。
そんな中で、野口先生の「パーソナリティ障害を見立て直す」の講義は過去の研究と現在のDSMの診断基準の成り立ちまで驚くほど整然と分析し、そこに高橋先生の見立て8型をビシッと当てはめ、縦糸と横糸が綺麗に折り合ったような素晴らしい講義だったと思います。「ここでしかやってないよ」と言う高橋先生の言葉通り、大変貴重な講義だったと受け止めています。欲を言えば10類型ある他のパーソナリティ障害についても聞きたかったです。また機会があるということなので来年も通おうと思いました。
午後の事例検討会では先日の基本コース6回の大どんでん返しが尾を引いていて、ちょっと裏をかきすぎてしまいました。(笑)
バラバラになっているパーツ(逐語)の中から、それが見立て8型のどれに当てはまるものなのか…1年前に比べれば少しは見分けがつくようになってきましたが、いざ組み立ててみると先生方とは異なるものが出来上がる、まだまだ何かが足りていないのだな~と毎回苦笑しています。
とても楽しく深い学びを沢山与えていただいた1年間でした。高橋先生、野口先生、運営スタッフのみなさん、ありがとうございました。(ボビンちゃん)

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