『発達障害・自閉症スペクトラム障害』(2025.8.24)
■高橋先生、野口先生、ご講義ありがとうございました。発達障害、特にASDについての学びが深まりました。 ASDの特性として、 A:人間関理解の特異性 B:限局的反復行動の2点が挙げられ、 IQは低→高いまだ様々で、事例では、IQ高い人の中には、自分の特性を理解したり、秩序立てて上手くいかない不全感を抱えている人もいる事も学びました。 ASDの人とともにその家族、特に母の苦しみには心が痛みます。 コンステレーションを考えると、ASDの子供を持つ母は、異邦人か成人期でも愛着制限のある人。小さい時から苦しみ、結婚、子育てで、また新たな苦しみを持つ人生のようです。そんな中でも子供の病気を理解し、ASDの子への関わり方を知ること(支援)で、新しい生き方を見つけていくものと思われます。 ASDの誤診が多い疾患である事も問題であり、その原因として 1:経験がない。(医師も含め) 2:周囲の人、(家族やカウンセラーも含め)愛着を読み込んで理解してしまうためとのこと。(娘が膝に乗ってくる→愛着行動ではなく、儀式的行動) また、異邦人やMRの人が誤診されやすい。 野口先生が提示して下さったASDと誤診された自分史の著者は、厳しい子供時代を生き抜くために、いろいろなキャラクターを作り出し、ASDと言う病気に原因、安心、居場所を見つけ、新しい生き方( 目標)に向かって生きて、幸せになっていった人と、理解しました。 母からひどい目にあったにもかかわらず、母に感謝している。著者は母親にファンタジーを持っているからなのでしょう。 どんな母親でも、その子にとっては唯一無二の存在! もし、この著者が、高橋先生や野口先生の様な方と出逢えたら、また別の生き方をしているのでは?と考えてしまいました。 ありがとうございました。 りっちゃん ■被虐2世についてのご講演もお願いします。 りっちゃん |
■初めて参加させていただきました。発達障害と診断されている方々をあいまいな解釈で支援をすることは危険だと思いました。支援者の漠然とした理解で対象者に適した環境の調整がうまくいくはずないと感じました。まず自分の理解を確かなものに! |
■少し学べば学ぶほどドツボにハマっていく感じがあります。いろんなことを考えすぎるのかもしれません… |
■本日も充実した講義をありがとうございました。 ASDと軽度知的能力障害の関係性や違いがあいまいだったので、今日全体像をつかむことができました。事例2でもあったように、知的能力が高いASDの場合、行動を儀式化するなどの工夫をすることによって愛着があるかのような行動を行うことがあるというのが驚きでした。 ASDに見える被虐待者がいる一方で、一見ASDを疑うASDの方もいるという具体例がわかり、改めて見立ての大事さを感じました。 それととても個人的な感想なのですがこれまで数回の講義を受けてきて、以前は見立てを立てるための質問方法などがまったく思いつかず、??ばかりでしたが、講座の色々な場面で、高橋先生や野口先生の「こういう質問をしてみるとわかるよね」「相談者の見立てからまずすることが大事」などの ポイントが段々頭に残るようになってきて、少しずつカウンセリング時にやるべきことが見えてきたように感じています。 とはいえ、事例2の相談者の見立ては「父がASDっぽい。母は成人期っぽいが、夫にASDの方を選んで、共感してくれないことを当たり前と受け止めて我慢しているように見えるから異邦人?」と見立ててしまいました。後から質問者の方の話でコンストレイション部分のテキストを見返したら異邦人はASDの夫をあまり選ばないとあってあちゃーと思いました。 でもそんな風に論理だてて考えていける道筋があることが、とてもありがたいと感じています。 まだ受けていない講義もとても楽しみにしております。HOWA ■いつも充実した講座を開催してくださり、ありがとうございます。 実際に役立つ講義をしてくださる高橋先生、野口先生はもとより、スムーズで見やすい運営をしてくださっている皆さんにも感謝いたします。 この内容が学べる環境が、本当にありがたいです。 また今日のランチョンセミナーもとても興味深かったのですが、会場に参加できず残念でした。 様々事情があると思いつつも、ランチョンセミナーのオンライン視聴ができたら・・・と願っております。 講座本編についてはとうとうアーカイブを残してくださるとのこと!6月の講座は子どもの運動会と重なってしまい(このままいくとおそらく来年の同じ土曜日も運動会なのでは?!) 参加をあきらめた経緯もあるので、今後アーカイブが増えていくかもしれなことはとてもありがたいです! 今後も楽しみにしております。ありがとうございました。HOWA |
■基本と上級コースに参加しています。毎回、休憩ごとに集中しすぎて酸欠になっているので深呼吸しています。 今回は、相談のケースでよくある内容でしたが、人口の1%以下という発症率に驚きました。そしてそれをきちんと見定めることの大切さと困難さを思い知らされました。 ただし事例2でのCLと長女の見立てが、今回初めて理由と共に正解となり、学びが成果につながったように感じました。 勉強すればするほど疑問は生まれ、疑問の解決と同時に深い理解へつながり、支援に生かされる、このように感じております。次回の異邦人についてもしっかり学びたいと思います。 MIURA ■最初の頃はついていくのに精いっぱいでしたが、この頃は慣れてきたので、先生方の講義に学ぶものがたくさんあり、満足しております。 ただ、深く学べば学ぶほど、思い違いや理解の浅さから、お伺いしたいことが生まれます。質問できるところがあるといいなあと思いますが、現実的には厳しいことかなと感じています。学んで生まれた疑問に対する答えは、もっと深い学びから自分で拾い出そうと思っています。毎回学ぶ楽しみを緊張と共に感じており、(今の実力では無理ですが)世の中に広められたら皆がより生きやすくなるのではと感じます。講義に感謝して拝聴しております。MIURA |
■発達障害の回はとても楽しみにしていました。 ASDの異質さは、具体的な事例で、イメージしやすくなりました。 今までASDかなと思っていた人も、未熟なだけかなと思ったりしました。 実際の対象者さんに当てはめると、まだ、見立てが難しく感じます。 やはり、具体的な事例がわかりやすいので、これからも講義で学んで行きたいと思います。 ありがとうございました。 |
■ASD診断に誤診が多いということを聞けて良かったです。実際にお会いする方がどうもASDの感じがせず違和感を覚えていました。「異邦人」の選択肢があるとのことで、よりそのことを事例などから学習していきたいと思いました。 ■今回のリマインドメールやアンケートメールが2通ずつ届いていたのですが、私が2回申し込んでしまったということでしょうか? |
■ASD、理解したようで、まだまだ雲を掴むような理解程度なんだろうなーと思いました。家族の配置や、その理由を説明できるようになるまでにはまだまだ学びを深めていかないといけないなと思いました。高橋先生の新書籍や講義の中で紹介された本なども読み、力をつけていきたいと思いました。 ■セミナーのアーカイブ配信してくださるとのことで、すごくうれしいです。どんどん進化していくセミナー内容に、講師の先生はじめスタッフの方々に感謝いたします。ありがとうございました。 |
■オンラインでの質問に丁寧に回答していただき、ありがとうございました。 会場の方からの質問内容がよくまとまっておらず、オンラインで聞いていて疲れる質問が何件かありました。 ■会場で質問をされる方も、質問前に聴きたいことを書くなどをして、文章化をして、簡潔な質問をしてもらえると助かります。 |
■自閉症の理解が深まりました。 |
■ASDは対応が難しいと感じています。今日の講義は発達障害を理解するにはとても勉強になりました。 まだ消化できていませんが、繰り返しテキストを読み込んでいきたいと思います。 期間限定でも良いので、ズームで参加した回のオンデマンドがみられると良いと助かります。 毛利 ■オンデマンド配信を希望します。(運営は大変かと思いますが) |
■事例検討から参加しました。見立てについて、面接の中での発言から知的能力を推し量る方法や、トラブルのいきさつを具体的に聴き、本人の心情を理解する方法を改めて確認することができました。また、支援者側の、clへのネガティブな印象がどこから来るのかを客観視する重要性も身に沁みました。(蓮花) ■いつもあたたかく丁寧なご対応、ありがとうございます。 |
■丁寧かつ愛あふれるセミナーをありがとうございました。 理解を深めるために、本当のASDの方に会ってみたいです。様々な出会いにアンテナを張っておこうと思います! 事例2の家族コンステレーションについて。意見が飛び交った「ASDの夫―成人期の妻(CL)の成立に疑問(成人期の妻がASDの夫を選択するだろうか?という疑問)」を抱くとしても、高橋先生から「もしも見合い結婚だったらどう?」とのお言葉にハッとしました。たしかに、これを夫婦関係を見るときに、恋愛結婚=互いを知る期間が十分にあるような結婚、を前提に考えてしまっていると気づきました。支援者のフィルターのせいで見立てを複雑にしてしまわないように、心理的評価を一番に考え、疑念点は丁寧に紐解いていきたいです。つまりこの場合は、「CLから子への愛着表現は十分で、CLは成人期に思える。ただ、夫婦関係を長年続けられている(ASD夫に対して我慢が強い)のは、被虐2世の可能性もあるのかな?」などと想像しながら今後のカウンセリングを続けてみると良い、と解釈しました。 会場の方の発言について。会場参加です。会場参加者のわかりにくい質問に時間を消費される点と、過度に自由な発言は気になりました。オンライン(見えないところ)で参加の方も大勢いますし、一方通行にならざるを得ない質問に答えて欲しいと願っている方も多いはず。わたしは、様々な質疑応答から学びを深めたいです。みんなの貴重な時間とご対応の先生のことを考え、意見をまとめてから挙手していただけるとありがたいです。 |
■とても参考になりました。自治体によって、支援の在り方が違い、支援者の様子も違っていることがよくわかりました。私の居住地の地域では、子ども家庭センターのようなものがないので、その働きや仕組みが垣間見られたような気がします。(はるかなまま) ■いつもお世話になっています。毎月の運営ありがとうございます。皆様のお力で、いつも、大変有意義なセミナーを開催できていると思います。 ただ今回のセミナーで気になる点がありました。16時からの事例検討会の時、後方で、片づけの大きな音が気になりました。事例を発表されている方の声が聞き取りづらくなるほど大きな音がしていました。終了後、素早く会場を離れることを気遣っていらっしゃるのかと思います。しかし、参加者にとっても大切な時間なので、休憩時間をもう少し長くとり、その間に済ます等考慮していただけるとありがたいです。先生方、スタッフの皆様が、このセミナー大切に想い、受講者のために一生懸命運営をされていることはとてもありがたいです。さらに、このセミナーを素晴らしいものにしていってほしいと思います。今後も受講することしか貢献できませんが、よろしくお願いいたします。このセミナーは、私にとっての道しるべです。 |