アンケートコメント集-2024基本コース第4回

『「軽度」知的能力障害と児童虐待』(2024.7.21)

この度の講義冒頭で野口先生より「軽度知的能力障害」は専門家の間でも正しく理解されてない 明らかにされず困難事例が更に困難に とお話しがあり この講座を学んでいなければ 私も迷子になり クライアントに振り回されていただろうと思いました まだまだ見立てを正しく立てるのは難しいですが 何度も学び 現場で体験するしかないとの思いでいます
4時~の事例検討会では 自分が置かれている環境では体験出来ないだろう事例を出して頂き 講座に参加されている皆さんのご苦労を肌で感じる事が出来ました また私は異邦人カップルなので 事例検討会でお話しされた被虐パパのタイプに大変興味を持ち 我が家みんなが思い思いに自己主張し自由でいられるには と考えさせられました
また機会ありましたら 被虐パパのお話しの続きをお話し頂ければ幸いです^ ^
COCO
事例検討というとどうしても構えてしまうのですが、今日のように進められると出す人の負担感も少なく、内容も深められてよかったです。SVの技量は問われますが、職場でやり方を取り入れられたらと思いました。
みた
本日も深い学びをありがとうございました。代理ミュンヒハウゼン症候群について、昨年のランチョンセミナーでもご紹介いただいた「Sickened」を読みました。そのうえで「映画RUN」を観たら、より理解を深められた気がします。映画も、ご興味のある方は是非。
スポット会場参加でした。事例検討について、前年と同じ模擬事例の場合は申し込み時に知れたら良いなと思います。もちろん新たな学びもあるのですが、講義と事例すべて復習となるため、仕事の都合を考えて参加を検討したいです。もしくは、リピート特典などいかがでしょうか?久々に皆さんの真剣な空気感に触れたかったので、今回参加したことには満足です。また高橋先生にもお会いできますように。
軽度MRのへ理解が深まったとても興味深い内容でした。IQ60~80の段階別に見られる特徴とその傾向を明確に説明頂けたことが、納得感を得られたと共に今後役立つであろう大切な知識となりました。事例検討も予想外のギフテットが話題に上がり、その見立ては実は被虐であるとのこと…これはすごく興味深かったです。また被虐パパの特性に関することは長らく興味を持っていたので、野口先生の見解・解説が聞けて嬉しかったです。高橋先生がご欠席ということで体調が心配ですが、ゆっくりでも回復される事を心より願っています。今回も参加できて大変勉強になりました。
昨年計画されていた質疑応答のみの1日セミナーの開催を希望します。ご検討お願いします。
やまなし
本日も、とても丁寧な講義をありがとうございました。最近、ニュースなどで若い女性が子供を産み落とし困って棄てるというニュースを耳にして、しばしばそういうことが起こることが理解できず、すごく疑問に思っていたところだったので、今日の野口先生の講義の中でのお話や、事例検討会での参加者の方のお話しを聞いて、そういうことだったのかと納得できました。児童虐待に限らず、社会生活を送っていると、大人のいじめや暴力行為なども含めて人として普通に考えるとあり得ないと思うことが時々ありますが、そこには知的な問題があるのではないかという視点を持てると、見える景色が全く違ってくるのだろうと思いました。本日は、高橋先生がいらっしゃらないことがとても残念でしたが、ご無理をなさらずに、どうかお大事になさってください。太陽
見立ては分かりましたが、では具体的にどうすれば良いのかが、ちょっとよく分かりませんでした。
被虐パパについてはなんとなくですが、納得したケースがありました。一見MRだと思って見ていましたが、深いところで対象の方の気持ちが何年聞けて理解できました、今も時々悪い癖が出ますが、受け止めてます。
たくさんの情報がないところから、皆で考えていく事例検討は心理学の専門でない私のようなものには系統立てて考えられてとても良かったです。とても充実していました。
またこんな事例検討したいです。野口先生の呟き最高です。
とんこ
事例2で、IQ70で中堅大学を卒業していることに驚きを感じました。これからどんどん少子化が進んでいくことを思うと軽度MRの大卒者も珍しくなくなっていくのかも?知的面を確認するのは、学歴よりも傾聴し見立てを立てることが大切であることが、あらためて分かりました
高橋先生のご体調が良くなりますよう、心よりお祈りしています。
支援の際に、保護者と話していて違和感があり話しにくいことが良くあるのですが、講義を聞きながら、もしかしたら「軽度」MRなのかもしれないと思うと納得できることが多々ありました。今後に活かしたいです。
初めて参加させていただきました。大変興味深い内容でした。MRについてのエビデンスに基づいた理論や、知能検査が無くてもアセスメントが可能なことなど目から鱗の連続でした。事例も体験させていただき、具体的な見立ての方法が学べたことも大変貴重な経験でした。本日学んだことを今後の相談や支援に役立てていきたいと思います。日程を確認し、必要な研修を更に受講できたらと思います。充実した研修に参加させていただき、ありがとうございました。 akmmama
児童相談所で管理職をしており(所長ではありませんが)今年4月からは児童虐待通告の受理会議を含め様々な会議に出席しています。知的能力障害っぽいな、というケース(特に保護者)が結構多いのでは、という感じはしておりましたので、今回の講座を楽しみにしておりました。期待通り沢山のことを学ばせていただきました。
特に見立てについては、事例を通じ、質問の内容よりも傾聴が重要、ということをお聞きし、目からうろこが落ちました。母が子どもを気遣っているか、なども重要な判断材料になるのですね。一方で、虐待通告後の初期調査の場合、まず所属や関係機関から間接的に情報を収集することになるので、いかに判断するための情報を引き出すか、と考えると、ここでは質問内容が重要ではないか、と思いました。
実際にケースに対応するCWやTHは経験が浅い若手職員が非常に多く、見立てるスキルが不十分ですので助言をしていきたいと思いました。講義を受けた私も3つの事例のうち正解したのは最後だけで、特に大学に入学する知的能力障害の方がいらっしゃることは想定外でした。思い込みや先入観にとらわれず、知識を活用して見立てる必要性を痛感しました。
また、講義での説明をお聞きすると、なるほどとわかるのですが、実際の現場で示す児童の反応を思い起こすと、知的障害によるものなのか、愛着によるものなのか、ASDによるものなのか・・・やはりわからなくなります。
私にとってはまだまだ難しいことばかりですが、今回学んだこととと実際の現場の間を行ったり来たりしながら学びと実践を統合させ、困難を抱える子どもたちへの支援や職員の育成に役立てていければと思いました。
野口先生、事務局の皆様本当にありがとうございました。(キムコ)
MRでも、IQが少し違うだけで印象や能力がこんなにも異なるとは思いませんでした。事例では1例目、2例目ともに間違ってしまい、難しさを感じました。その後の説明をお聞きすると納得できました。
世の中の16%もMRの人がいて、不適応をおこし、回りの人への影響も大きいわけですから、専門家は勿論、一般の人にももっとこの認識が広く周知される必要があるなと思いました。
高橋先生のお回復を心よりお祈り申し上げます。
もりお
本講座は三度目の受講となりますが、まだまだ未熟な自分を痛感します。知能レベルが高くなるほど判断が難しい。でもクライアントの言葉ひとつひとつを分析することで、成人期との違いが明らかとなる。そのポイントを教えていただきました。あと母子観察。着眼点も教えていただきました。ありがとうございました!
できれば当日のテーマに関する質問を受けてほしいと思いました。
おでこ
今回はMRといっても段階があること、更にそれぞれの詳しい内容に踏み込んでの説明があり、前回より一歩MRへの理解が深まりました。
特に事例演習では自分の思っていたよりも繊細に傾聴していかないと見立てられないということがわかりました。
逐語録に対してどの点をひろって、どう見立てていくかをお聞きできるのがとても役立ちます。
虐待は連鎖しないが、愛着は連鎖するという野口先生の言葉がとても心に残りました。
獲得安定型があり得るというのは、自分の回復にとっても、支援する立場としても、支えになる考え方だと感じました。
オンライン参加なので、ランチョンセミナーの内容を聴くことができないのはとても残念です。
前回初めてランチョンセミナーを聴くことができ、とても勉強になったので、
個人情報保護など難しいとは思いながらも、ランチョンセミナー集のようなオンライン講座があったら
ぜひ受けたく思います。
有意義な学びをありがとうございました。
今回も開催ありがとうございました。
高橋先生がご入院されているとのこと、1日も早いご回復を願っております!
運営の皆様、そのような中でも開催してくださること、感謝の気持ちでいっぱいです。
次回、3回目も楽しみですし、やはり通年の講座に通いたいという気持ちがより強くなりました。
見立て8型集中講座の参加も検討したいと思います
ハンドルネーム:HOWA
軽度「知的」能力障害について、講座を受けて3年目です。SCの仕事で、保護者の方が事例3に当てはまる方に出会い、知らないで面談をしていたら大変だったなと思ったことがありました。落ち着いて話を聴くことができたのは講座のおかげです。子どもから学校へ虐待の相談があったのです。子どもも父も耐え切れなくなっていたようです。父母ともに名の知れた大学卒で、しっかりした仕事に疲れています。母は子どもへの虐待での相談ではなく、子供の状況よりも、自分の困り感とどうしたら前のように子供が変わるのかの話をずっとされていました。表情が困っている顔ではなく、にこやかで明るく話されるのも違和感があったのですが。(子供の訴えにより、児相案件となりました)質問コーナーでまた質問させていただこうと思います。SCだけでは抱えきれそうにないという自分自身の判断もあり、先生方のクリニックや相談室の案内もさせていただきました。
事例検討会、現地受講で行けばよいのですが、オンラインの手軽さに慣れてしまいなかなか踏み出せずにおります。
涼しくなったころにはぜひ会場で最後まで受けてみたいです。
高橋先生の体調が良くなり、また講義をしていただけるようになってくださるとありがたいです。ゆっくり治して元気なお顔を拝見させてください。
梅雨も上がり、暑い日が続きます。皆様もご自愛ください。
(ekoneko)
MRについてはセミナーで学んで分かった気になっても、実際のケースでは迷わされることも多いです。自分が直接関わるとわかりやすいですが、他の支援者が担当しているケースについて相談される時が特に難しいと感じます。今回印象に残ったのは、質疑応答の中で仰っていた「質問よりも傾聴の中に見立てに必要な情報がある」ということです。自発的に話される内容だからこそ、そこに真実がある。HCMで何度も言われている「黙って聴く」ことの意味がより理解できました。長年このセミナーで学ばせて頂いていますが、MRについて学べたことが、カウンセラーとしても、また自分自身の対人関係においても、とても大きな助けになったと思っています。この正しい理解がもっと世の中で受け入れられていくと、児童虐待による死亡ケースも少なくしていけると思うのですが、現場にいるとこの理解を広めていくことの難しさを実感します。どのように伝えれば伝わりやすいのか、正しく児童虐待問題を理解してもらえるのか、今も考え続ける日々です。今日もありがとうございました。K
本日もありがとうございました。
私は今春から子ども家庭支援センターに勤務しています。
毎日の虐待通告ケースに対応する中で
親の力量の見立て力の必要性を痛感しています。
境界知能や軽度知的障害の像の違いや、「虐待の世代間連鎖」のように見えるものについての説明、
また「愛着は連鎖する」「育つ中で愛着を築く力を育てる」の言葉に
感銘を受けました。
親以外の大人や、人とのかかわりの中で
何とか親子間愛着に代替する環境を作っていきたいと思いました。
最後のオンラインでの質問2は、今回の講義と違う内容(前回講義に対する質問)の回答に時間をとられ、次の質問3の回答は時間切れで聞くことができず、大変残念でした。
そこは、時間が限られているので カットしていただくか、もう一つ回答いただきたかったです
今日も大変勉強になる充実した内容でした。IQレベルの分類はまだまだ根拠を説明しながら区別をしていくことができず、傾聴した話をどう理解するかにおいて実力がついていないことを痛感しました。事例において先生がコメントして下さった理解と視点を思い出し、日々の業務に挑みたいと思いました。
高橋先生の体調が早く回復されることを祈っています。野口先生、スタッフの方々のご協力のおかげでセミナーが開催され続けて、学びが継続できることにも感謝申し上げます。本日もありがとうございました。次回開催も楽しみにしていると共に、自身も精進してまいりたいと思っています。
(J)
事例から、軽度知的障害のIQを60/70/80と分けて判断するのはとても難しいと感じました。通常の臨床では、軽度知的障害が「ある」か「ない」かで判断しているので、より詳細に分けて判断できることの重要性を感じました。
髙橋先生のご回復を心よりお祈り申し上げます。
N.Y.
今年度初級コースを受講し、次年度上級コースを受講しようと思っています。
とても勉強になり、毎回楽しみに受講しています。
事例の見立てについて、先生の解説を聞くと、納得できますが、自分では、よく間違えてしまうので、まだまだ勉強不足であると思います。
地方在住のため、会場の事例検討には参加できないため、質疑応答の時間をもう少し作って頂いて、皆さんが実際にこまっておられることなどを共有できる機会があればうれしいです。
ありがとうございました。
事例2がとても難しいです。
私の担当しているケースは200人くらいおります。肢体不自由、医療的ケア児童よりも、発達障がいの児童がたくさんいます。
両親が協力的で、子どもに合った子育てができる家庭以外に、「何で私がこんなことまでしなくちゃならないの」「夫が理解してくれなくて、子どもをたたく」というケースがとても多いです。
ですから本当に勉強になりました。
いただいた内容を、実際に活かしなごら、何回も復習する必要があるとおもいました。事例は本当に役に立ちます。
やはり、講義を聞いた後に実際の事例で解説していただくと、理解できているかが自分でもわかりました。
他の参加者の質問内容を聴くことで、そういえばと気づくことがあります。なかなか当日に質問はできませんが、できればもう少し質問に対する先生の返答時間を十分に取っていただくと学びが深くなるように思います。
これまで、他者の気持ちが理解できず、被害的で自己中心的な方を自閉症と見立てていましたが、今日の講義を聞いてIQ80なのかも、と思いました。
事例からいろいろな話題が出て、勉強になります。
ギフテッドの側面より被虐である事の影響を主に考えて行けば良いということも確認できて良かったです。
また、被虐の父親の話は、仕事で関わるご家庭の問題としては対応が難しいことも多いので、今回、被虐の父のタイプを聞けて良かったです。(はなこ)
高橋先生がご入院されたとの事、心よりお見舞い申し上げます。
私は2度目の受講でした。
日頃から異邦人になれなかったmrについて気になっていましたが、会場で同じような質問があり嬉しくなりました。
やっぱり境界知能の見立ては難しいです。質問ではなく傾聴から気付ける人になりたいです。3度目も楽しみにしています。
ありがとうございました。
受講の記念に修了証がダウンロードできたら嬉しいです。ちくわ